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無人島性活
【ハーレム 官能小説】

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美しい島-1

翌朝
台風による贈り物で
エイジとケイティ以外は
快眠出来たようだ。
ベッドと草のクッションに
バスタオルのシーツは
最高の寝心地だったが
二人は寝不足だった。

シャワールームで顔を洗い
今日の予定を考える。
ソフィーが
卵を取ってきてくれたので
目玉焼きを作る。
久しぶりの目玉焼きに
皆は目を輝かせている。

「目玉焼きは
世界共通の料理なのかな?」

焼けると塩を振って食べるが
茹で卵と違って食べにくい。

「平らな皿とフォークか
お箸があるといいな………
そうか!?思いもつかなかった!
お箸だ!お箸を作ろう!」
西洋人の彼女たちに合わせて
竹べらのようなスプーンは
作っていたが
お箸を作ろうと言う発想はなかった。

エイジは
竹をサバイバルナイフで削り
長いのや短いのまで
たくさんのお箸を作る。

彼女たちは
それぞれの仕事に出掛けて行った。

「日本語の勉強ついでに
お箸の使い方も覚えてもらおう
そしたら食事が楽になって
しかも衛生的だ!」

彼女たちは
長い茎の草の仕事をしている。
草を集めて
水に浸し、棒で叩く。


昼時を迎えて
彼女たちは小屋に帰ってくる。
エイジはタロ芋を掘ってきて
サバイバルナイフで皮を剥き
里芋くらいの大きさに
丸く切り分ける。

鍋に水を入れ茹で
ニンニク、トウモロコシ
鶏肉を入れて煮る

「出来たよ〜
無人島タロ芋の芋煮!」

器に取り分け
竹のお箸を配り
使って見せる。

「これは、お箸って言うんだ
お箸、オハシ」

彼女たちは
お箸の持ち手を一人一人
教えてもらい

里芋のようなタロ芋を
真似て挟んでみようとすると
ツルツル、コロコロして挟めない。

ソフィーが笑い出す。
ずっと笑いを堪えていたのか
ケラケラ笑い出す。
ソフィーの笑いにつられて
皆が笑い出す。

エイジも笑いながら
お箸を使ってパクパク食べると
皆、目を丸くして
一生懸命にお箸を使おうとする。

何とか食べ終わると
皆はお昼寝の時間になる。

エイジはサバイバルナイフで
木を削り、杭を作る。
柵や小屋、鶏のケージ、海の罠
など全ての建築物を補強するためだ。

昼寝を終えた彼女たちは
それぞれの仕事に向かう。

エイジは一休みしようと
海に行き、岩礁に上がって
水平線を眺める。

果てしなく広がる水平線
青い空、白い雲、美しい砂浜
聞こえてくるのは
波の音だけ

「美しい……なんて美しい島なんだ
それにしても、どうして
こんなに美しい島に
人が住まないのかな?
小さな集落が出来ても
良いような島なのに………」

エイジは色々と考える事を止め
仕事をすることにする。

ヤシの実をたくさん拾い集め
内側の白い実を削りだし
鍋に入れて煮詰める。
次から次に削った実を入れて
煮詰め、上澄みを竹筒に移す。
同時に塩も作る。

夕方になると彼女たちが
少しの野菜を持って帰ってきた。
この頃にはココナッツの煮汁は
竹筒の中で白く固まっていた。

彼女たちが、その白い固形物を
匂うと、笑顔が溢れる。
エイジが作った
ほんのりと甘い香りのする物は
ココナッツオイルだった。

彼女たちが
シャワーを浴びている間に
料理を始める。

サバイバルナイフで
ジャガイモを細く切り
鍋に適量のココナッツオイルを
溶かし、ジャガイモを揚げる。

ココナッツオイルの中で
ジャガイモがジュワジュワ
音をたてている。

オイルが無くなると
鍋から取り出し塩を振りかける。

鍋にココナッツジュースを入れ
角切りにした
ジャガイモとトマトを入れて
塩と唐辛子で味を整える。

その頃彼女たちが
シャワーから出てくると

「出来た?」と聞いてきた。

「うん、出来たよ!
無人島フライドポテトと
ジャガイモとトマトの
ポタージュスープ!ココナッツ風味」

久しぶりに見る
フライドポテトに皆の笑顔が輝く。
ココナッツオイルの
甘い香りのするフライドポテトだが
皆は嬉しそうにつまんで食べる。

久しぶりの油分に
笑顔は絶えない。
指まで舐めて綺麗に平らげた。

彼女たちはエイジに

「愛してる」と言うので

「頂きます」と「ご馳走さま」の
日本語を教える。


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