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捜査中に触られて〜電車編〜
【痴漢/痴女 官能小説】

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銃撃戦-2

咲良は、階段を降りながら違和感を感じていた。

【おかしい、SDカードにここまでリスクを犯すかしら?】
【自動小銃まで持ち出すなんて!】
【捜査官を死傷させれば、重罪になる。】

などと思いながら腑に落ちなかった。無線機用のイヤホンから、

『通行人の退避完了!』
『特殊急襲部隊、現場到着!』

と本部から報告が入る。咲良は、インカムで

『通行人の退避完了!特殊急襲部隊到着!』

部下達に伝える。階段を降りて行くと2階の廊下から下の階段を伺うA班の部下達が見える。武装グループも中々階段を上がっていけない様だ。咲良はA班の部下達を見て、

『負傷者は?』

と聞くとA班班長が、

『いません、全員無事です。』

と答える。咲良は、頷きながら無線機に

『我々は今、2階の廊下から1階の階段を挟んで武装グループと睨み合っている状態です。』
『捜査官全員負傷者無し。』

と本部に報告する。ちょっと間が有り、

『了解!』
『3分後、特殊急襲部隊の突入が有る!』
『音響閃光手榴弾を使う、注意せよ!』

と本部から警告が来た。咲良は、

『3分後、音響閃光手榴弾を使った突撃がある。全員注意!』

インカムで小声で伝える。部下達は、頷く。続いて、

『武装グループは、こちら側に上がって来るかもしれない、注意して!』

と指示する。3分は、長く感じられた。咲良は時間前、

『来るよ!』
『目を閉じ、耳を塞げ!』

と小声で警告する。

『ドッガァーン‼』
『ドガァーン‼』

と耳を塞いでも聞こえて来る2回の大音響と目を閉じても真夏の太陽の明るさを2回感じた。明るさが終わると、咲良は

『目を開けろ!階段に注意!』

と叫ぶ。部下達も、

『了解!』

と叫んで応じる。


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