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溺れた身体
【熟女/人妻 官能小説】

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「萩原?萩原?あっ!和成か、萩原和成!大人しい子だったよな」
通った塾に来る事など大学などに合格した時ぐらいでその後挨拶に訪れる生徒など殆どいない、そこが同じ勉強を指導しても学校の教員との違いだった
「葵が来ない日ならいつでもいいぞ」
「そんな言い方するのはやめて下さい」
「お前も立派な共犯者だからな」
あえて生徒との関係を結衣に喋るのだ、それを止められない結衣も共犯者である、そして何年も何人も続いているすでにその行為を止められないとこにきていた
自分もその一人だったが当時を振り返れば被害者という意識は無かった大人として扱ってくれる迫田に間違いなく好意を持っていたし結婚まで考える事はなかった

数日後自宅で食事会が開催された
「久しぶりだね塾の講師はねいこうやって訪ねてきてくれることが少ないから嬉しいよ、仕事は?」
「製薬会社です」
「高齢化に向けて安泰じゃないか」
昔話を始めると意外なほど些細なこともお互いに覚えていた
「ちょっとトイレだ」
迫田がトイレに行ったその隙に萩原は唇を求めてきた、結衣は想像していなかったがその唇に応じてしまう
この環境での口づけは今まで感じたことがないような興奮を生んだ
唇を離し
「たまらないね」
と呟く萩原が席に戻る
迫田が戻ると再び食事は再開された平日ということもあり9時過ぎにはお開きとなった
「清香は間に合わなかったみたいね」
「仕方ないですよ、覚えてないだろうから懐かしさもないだろうし僕もバイトがお金を稼ぐ以上に面白さを感じてましたよ」
「今日は本当にありがとう」
夫は二人の関係など微塵も疑ってない様子だった
玄関まで見送りに出た迫田を残し外まで出るドアが閉まると抱き合った
ドアの向こうには迫田がいる、萩原は結衣の手を股間に導き固くなっていることを確認させると
「思い出しながら処理するよ」
と耳元でささやいた
「我慢してて」
ほんの数十秒の短い時間に濃厚な交わりをしたような感じだった

自宅に戻った萩原もソファーでのんびりとTVを見ていた結衣が部屋をきれいにしてくれているので今までの一人暮らしより快適だった
(我慢しとこう)
冷蔵庫を開けビールの栓を抜きベランダに出ると結衣の自宅にはまだ灯りがついているふっと時計を見るとまだ22時を回ったばかりだった
(明日まで長いな)
気を紛らわすように洗濯をし寝ることにした

清香が帰ってきたのはちょうどその頃だった
「教え子が家に来るなんて初めてだよねどうだった?」
「どうって言われてもね〜貴方はどうでした?」
「そりゃ嬉しかったよ、もともと素直な子だったしな」
「へーっ私も会いたかったな」
萩原の存在が家族に認識されて話題として普通に上がるようになっていた

翌日もいつもと同じように昼過ぎに萩原の自宅に向かった
(ただいま)
一人心の中で呟き中に入る、いつもはあるはずの洗濯物がないことに気がついたベランダを見るとYシャツなどはシワがつきにくいようにキチンと干してある
一人暮らしをしていたのだからそのぐらいはできて当然のことだった
そしてテーブルに伝言のようなメモが置いてあった
昨日のお礼と帰り際の興奮、我慢したこと、そして今日は半日出勤で昼に戻ってくると書かれていた
30分もしないうちに萩原が戻ってきた
「昨日教えてくれればよかったのに」
「ご主人様も居たしなかなか言えないのわかるでしょう?」
「キスはできたのに?我慢してくれたんだ」
玄関先で抱き合い唇を合わせるのは当たり前の行為になっていた明らかに2人ともお互いを求めていた
「びびったけど興奮したよ、心臓が破裂しそうだったよ」
「私もよ」
結衣の手を昨日と同じように股間に引き寄せた、結衣はズボンの上からでもわかる硬い膨らみを軽く揉むと視線を合わせたまま跪きベルトを緩めパンツも降ろした
「まだ何もしてないよ」
「我慢させたじゃない」
「だから早退したの?」
「会いたかったんだ」
なんの飾りもない短い言葉が心地よく聞こえた、シャワーを浴びてないことなど気にならない深く咥え込むと萩原の手は頭をしっかりと押さえつける
「先生堪らないよ」
「私も我慢してたんだよ」
その言葉のやりとりが2人の理性を吹き飛ばす、お互いに身体を求め合う獣のようにその場に倒れ込み衣服を剥ぎ取っていく身につけているブラはずらされ強引に乳房を揉まれ乳首に吸い付く
荒い男の息遣いを胸元で聞きながら結衣は何度も唇を求め体を開いていく狭い廊下は脱ぎ捨てた着衣が散乱し徐々に場所を移動しベッドへと倒れ込む、まさに阿吽の呼吸だった





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