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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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進路相談センター-2

ドアがノックされた電話の連絡もなく、来客の予定もない由美子には珍しい事だ

「ハイッどうぞぅ〜ぅ」由美子が声を上げると、由紀が難しい顔して入ってきた
「久しぶりね由紀ッ」
「お久しぶりです由美子さん(笑)」
これだけ難しい顔をしている由紀が来ているんだ相談だと理解していた

「何があったの?言ってみなさい」
由紀は今までの状況を判っている事、調べたことなどを全て話した
それで由紀は、どこから手を付けたら良いか判断が出来ないと、悩んでいる訳ね

「ハイッ調べた限りだと全員が被害者で加害者だとバランスを崩す事が良いのかとも」
「生徒会は何ッ?」
「生徒の安全を守りながら学院生活を円滑に進める手助けをするです」
「なら生徒の事を一番に考えることね」
「由紀は教師の事も考えて色々と悩む立場だから止まるのよ」
「依頼がない今の状態なら、一番は生徒の事を考えて動きなさい」
「いいわねッ困ったときは生徒が一番よッ」
由美子はそれを由紀に言い聞かせた後に言った

「しかし、面倒な話もあるものねぇ〜」
「由美子さんならどうしますか?」
「私はこんな依頼受けたくないわね(笑)」
「由美子さぁ〜ん冗談がキツイですよぅ〜ぅ(笑)」
「私なら由紀のように事前に事件を察知できないと言う話よ」
「まだ、打てる手があるという事ですか?」
「そうねッまずは女子生徒を生徒会に呼びましょう」
「それでどうしますか?」
「教師との不適切な関係を認めさせる二人ともね」
「そうするとどうなりますか?」
「付き合っている教師に相談するわね」
「教師は隠そうと行動しますよね?」
「ええッそれで噂や色々な話が学院内に流れて教頭の耳にも入るわね」
「そうすると、由美子さんに相談が入りますね教頭から」
なら、そこまでやってしまいましよう、由紀が女子生徒を突っつくとドミノ式に私の所まで
依頼が届くからそうなったら私も自由に動けるから、協力できるわ(笑)と由美子さんは
全体の流れを読んで、由紀のやるべき事を指摘して私に依頼が届いたら、全員を集合させて
会議室で会議をするわよと言った
由紀は由美子の部屋を出る時には、何を悩んでいたのかと良く判らなくなっていた

由美子さんは、大きな問題を小さく感じるようにしてくれる、全てを順序立てて全体を見て
何が一番大事なのか、何のために動いているのかを忘れない、それを考えて一つ一つ問題を
解決していくのだ、言うと簡単そうだがそれを確実に実行していく由美子さんはやはり凄い

由紀は、仕事である女子生徒の問題解決の為に、女子生徒を生徒会室へ呼んだ


生徒会に呼ばれた女子生徒は、自分が何故呼ばれたのか大体の見当が付いていた

「お忙しい所すいません」
「先生との事ですね」女子生徒は言った
「ええッ聞かせてもらえますか?」
男性教師との関係を全て話しこれ以上は話す事はないと言う女子生徒
由紀は、男性教師との不適切な関係程度でココに呼んだのではないと言った
それ程度なら私が、聞くまでもなく榎本副会長が対応していると言った
「もう一人の先生の話も聞かせてもらいますか?」
由紀がそう言うと、女子生徒は驚いた顔して顔を真っ赤にして話し出した

彼女は女性教師を好きになり、女性教師が同僚の男性教師と付き合っている事を知り、
女性教師と仲良くなる為に、男性教師を誘い寝たとの事、それを女性教師に相談し近づき
元々好きだった女性教師を篭絡してレズ関係から抜け出せなくしたのだ
男性教師とはそれが目的で寝ただけであったが、男の方が夢中になり体を求めるので
肉体関係を続けていたという事のようである

「褒められたことではないが、女性教師との関係だけなら性的嗜好の事だ」
私が介入する事もないが、二人の教師と肉体関係を続けているのは問題である
女子生徒にはこのまま関係を続けるなら、いずれ問題になるその時には、退学と言う手段
もあるので、今のうちに関係を解消するようにアドバイスした

女子生徒は、解りましたと泣きながら生徒会を後にしたが、由紀は女性教師とは別れることは、しないだろうと思った 女子生徒を呼んで話してから数日後、次朗や早智子から
教師との関係の噂や教師同士の関係など周辺の噂話が、囁かれはじめたと報告があった
二人の教師に相談して、教師が隠そうと動いた事で、噂が広がったのだ

ここまでは、由美子さんの予定通りの話だと由紀は思った。

数日後、由美子さんから由紀以下4人に集合の連絡があった

由美子の部屋の隣にある、応接室に由美子以下5人は集合した
「みなさん予想通り、教頭から噂の調査と対応を依頼されました」
由紀は女子生徒の話を説明し、状況の確認をすると由美子は言った

教頭の依頼は、学院としては二人の教師を退職をさせることはしたくないと言う、
当然女子生徒も退学はさせないと言う、由紀は不可能に近い依頼だと由美子に言った、
3人を問題なく別れさせて、通常の学院生活に戻したいとオーダーとの事だ

由紀は話を聞いていて、由美子さんが仕事の出来る人でも無理を依頼者も言い過ぎだと
思った由美子さんは、由紀が言う事は当然だ依頼者も希望を言っているだけだ
私も、生徒を退学にせずに良くて、教師一人がどちらか残れば大成功だと伝えている
と言った、由紀は生徒を残せるだけでも大成功だと思っていたので、由美子さんは
凄い事を言っていると思った


由美子さんは今後の計画を話し出した。

二人の教師を別々に由美子さんが部屋に呼び話しすると言う、状況の確認をして、お互いの
言い分を聞くことにすると言うその後の対応は二人から話を聞いてから決めると言う

4人は、集合の時に直ぐに集まれるように待機しておくように指示された

由紀は判りましたと言い応接室を後にした。




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