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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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本当の由美子-2

カフェに由美子とルミが現れるとそこに居た生徒は、一気に注目する、当然女子を中心に
注目するのは、由美子で女子生徒憧れの人物なのだ、仕事が出来て可愛くてスタイルが良い
アイドル扱いしたり、お姉さまと影で呼んで崇拝する者もいる(笑)

逆に男子はルミのアイドル顔負けのルックスと仕草、甘えた話し方に夢中で出来れば仲良く
なりたいと、妄想を刺激する根っからのアイドル気質なのだ

談話室に由美子を中心に4人のメンバーが座る事が、少し異質に感じていた、由美子とルミが
二人で居ることは珍しいが、不思議ではない。しかし生徒会のメンバーでもない人間が
由美子と食事する事が、どう言う繋がりなのか理解できない。4人が由美子をサポートする
実働メンバーだと誰も知らないからである

「少しまずかったですかねぇ〜由美子さま?」
ルミが生徒の表情に敏感に反応した
「別に気にすることは無いわよッ(笑)」
由美子が言った
こういう事には、ルミの方が気にする仕事がしづらくなる事を気にするのだ

ルミは手を上げて近くにいた女子に合図した
「会席弁当を5つお願いねぇ(笑)」
「由美子さまに大切な相談があって集まっているから変な噂にならない様にお願いね(笑)」
ルミはそう言ってカードを渡した

「あなたの仲間なのねぇ〜彼女も(笑)」
「ココにも何人もルミの情報屋が居ますから直ぐに注目されなくなると思います(笑)」
「その辺の人の使い方が由美子さんに似ていますよねぇ〜ルミさんは」
早智子が関心して褒めた
「ルミは由美子さまから教え込まれているから似てくるんだぞぅ〜ぅ(笑)」
「私はルミの様に人使いが荒い?」
「もっと言い方は厳しいかもしれませんね(笑)」
「何い?早智子そんな風に私は見えるのぉ〜ぉ?」
「由美子さまは本当に怖いからねぇ〜(笑)ルミは怯えているんだぞぅ〜ぅ(笑)」

みんなはルミの反応に声を上げて笑った

「寅吉ぃそんなに私は怖くないわよねぇ〜(笑)」
「ハイッ由美子さまは優しいです」
「寅ちゃんは由美子さまを絶対冗談でも悪く言わないからダメぇ〜ぇ当てにならない(笑)」

「お待たせしましたッ」
「ありがとう助かっちゃったわ(笑)」
「いいえッ 噂も伝えておきましたので大丈夫かと思います(笑)」
「本当にありがとうぅぅ」
「また何かあれば呼んでください」

そう言って女子は談話室を出て行った
確かに視線は感じなくなった、あなたの情報管理は凄いわねぇ〜由美子が関心すると
由美子さまに教わった事ですよッ、ルミが言う

早智子はルミさんも由美子さんの事は、冗談でも悪く言わないくせにいと聞いていて思った

5人での食事は、周りから見るよりも凄く楽しかった、それは由美子を中心に話す内容全てが
自分達が経験している大変さも難しさも体験している仲間達から出る話だからだろう
厳しい怖いと言われている由美子さんがそれでも悪く言われないのは、その大変さを知っていて
言うことだからだろう

食事が終ると、ルミはゆっくり出来るのは珍しいからケーキセットでお茶しましょうと
由美子に提案した
「ハイハイッ(笑)それもルミの作戦ねぇ〜ぇ(笑)」
「あぁぁ〜ぁぁ酷いぃぃ由美子さま〜ぁルミの作戦ばらしたぁ〜ぁ(笑)」
ケーキは何にするか?ルミが聞く由美子は何でも良いと言う、寅吉はチョコレート
次朗はチーズケーキだと言う早智子は一緒に言ってみて選ぶとルミと一緒に買いに行った

ルミは少し悪そうな顔して「早智子ッ由美子さま何を選ぶと思う?」聞いた
「何でも良いと言っていたので何でも良いんじゃないんですかぁ」
「甘いわねぇ〜選ぶのはショートケーキよ(笑)」
「3種類持って行ってもどれも美味しそうと言いながら選ぶわよ」
「なら私はチョコレートにします」
「私はチーズケーキね」
寅吉と次朗にケーキとドリンクをセットし、早智子が由美子さんはどれにしますかと
3種類を由美子の前に置いた、どれも美味しそうねぇ〜と言いながら
チョコレートの皿を取ってこれは、早智子のでしょ(笑)チーズケーキを取ってこれは
ルミのだから、残りはこれねッと言ってショートケーキを選んだ

早智子が驚いたように反応すると、ルミはバレているかぁ〜(笑)と言った
「由美子さん凄いですね何で分かったのですかぁ(驚)」
「ルミが私のショートケーキ好きを知っているからよッ」
「ルミはチーズケーキが一番好きなのよ」
「残りは早智子と言う事」
「ルミさんバレていましたね(笑)」

早智子はそう言いながら、由美子さんは何気なく選んでいる事も全てに理屈があって
頭の中にある大量の情報を利用して選択してる、それが身についているんだと思った
そう言う考えかたをルミさんも実行しているんだと勉強になると思った


早智子や次朗にとっては、3人との食事は凄く良い勉強になった、考え方や指示には必ず
理由があり、その為の指示だと理解てきたから仕事がしやすくなったと思った
ルミの答えが時々質問とズレた感じがしたことがあったが、理解している人間の答えなんだと
思った

由美子にとっても2人と話出来たことは、凄く良かった由紀の人選が間違えでなかったと
改めて感じることが出来た
ルミと寅吉のおかけで素の2人を見ることも出来た

今日は本当に楽しかったわ(笑)
明日からみんなよろしくね(笑)
由美子の言葉にみんなは「ハイッ由美子さま」と返事した



   ・・・談話室 午後5時半・・・





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