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スペースコロニーN-335第一娼館
【SF 官能小説】

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A星人-3

 地球人の中でもJAPANESEは小柄な部類、その末裔であるノラもそうだ、AMERICANやEUROPEAN、とりわけAFRICANなら直径4.5センチ、長さ18センチは驚くほどではないのかもしれないが、ノラにとっては充分過ぎるほど大きい、根元まで挿入されると子宮が圧迫され、その内部にまで到達されたかのような錯覚を覚える。
 だが螺旋ペニスの真価は挿入された時の刺激ではない、それを引かれる時、更に強い刺激を受けるのだ、まるで子宮ごと裏返しにされてしまうかのような……。
「ゆっくり……ああ、子宮ごと持って行かれそう……」
 A星人はノラのリクエストに応じてゆっくりとピストンしてくれる、おかげでノラの膣内はすっかり滑りが良くなってくる。
 そうなれば抑えが効かなくなるのは地球人もA星人も同じ、宇宙共通の男の性なのだろうか。
 A星人のピストンが加速して来る、ノラもすっかり良くなってきているから望むところだ。
「ああああっ……あああああああっ……すごい、逝っちゃう」
 演技ではない、人一倍感度が高いノラはこれが仕事であることも忘れて実際に感じてしまうのだ。
 そして感じている時のノラの様子は地球人以外の男にも刺激的らしい。
 端正な顔は歪み、焦点の合わない瞳は宙をさまよい、背中を大きく反らせるので形の良いバストは突き出され、腰もペニスを欲しがっているかのように押し付ける。
 ひっきりなしに喘ぎ声をあげ、呼吸は千々に乱れ、絶頂に達すれば体に痙攣が走り、ペニスを抜いた後もそれは続いて注ぎ込まれた精を絞り出す。
 全て自然な反応なのだが、自分の愛撫やセックスに感じて悶える女を見るのは男の悦び、これもノラが人気の高い娼婦であるもう一つの大きな理由だ。
「うむむむむむ……」
「あああっ…………」
 A星人の射精量は地球人より少し多いくらい、精液は白濁していて地球人のものと良く似ている、だが射精の勢いは強く、長さ18センチのペニスで一番深い所に噴射されれば子宮に直接ぶっかけられたような感じがする、そして螺旋状のペニスはここでも真価を発揮する。
 直径4.5センチもあれば膣はペニスをしっかり包み込むが、どこかに隙間は出来るものだ、だが出っ張り引っ込みがあるおかげで精液は逆流せずに膣奥に留められる、ペットボトルのキャップのようなものだ。
 ノラはこの感じが嫌いではない、セックス本来の目的は生殖だ、嫌いではない相手の精液をたっぷりと長く体内に留めておくのはどこか本能に訴えるものがあるのかもしれない、相手が地球人なら妊娠してしまわないか気が気でないのだろうが、A星人ならその点安心だし……。
 ノラが余韻をたっぷり楽しんでから腰に絡めた足を解くと、A星人がゆっくりとペニスを引く……螺旋状のペニスはその段階でも充分な硬度を保っている。
「ああっ」
 ペニスが抜け落ちる時、ノラは思わず声を漏らす。
 すると膣がきゅっと締まって体内に留まっていた精液を小さく噴き出した。

「お客さん、指名してくれたってことはリピーター?」
「……」
 A星人は小さく頷いた。
「ごめんね、A星人さんって顔も体つきもよく似てるから見分けがつかなくて……」
「それは無理もない……また指名しても良いかな?」
「もちろん、ねぇ、名前はなんて言うの? 良かったら教えて」
「D151-23rd」
「番号なんだ……でもそれじゃ覚えにくいし、味気ないよね、そうだな……次来てくれたらサードって呼んでもいいかしら? あたしをまた指名してくれるんだったらサードって名乗って」
「……」
 A星人は満足そうに微笑みながら頷いた……。


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