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蛙の子は蛙 
【兄妹相姦 官能小説】

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美沙希の初恋-5

そんな妹の姿を見かねて、恵介は一肌脱ごうと言決心した。
大輔が美沙希とセックスせざるを得ない状況を作るのだ。

大輔だって男だ。
自分の大切に思っている女が、
自分以外の男とセックスをすることになったらどんな反応を示すだろう。
当然、誰かのものにされる前に、自分のものにしようとするのではないだろうか。

そのためには、美沙希とそうした関係になりそうな男の存在が必要だった。
本当のところはその役目は自分が担いたかった恵介だ。
実の妹の処女を虎視眈々と狙う実の兄。。。。。。
しかし、草食系男子の大輔にとってそれは、あまりにも刺激が強すぎるように思えた。

いや、美沙希が近親相姦を受け入れるような女だったとは、と言って、
美沙希のもとから去っていくことだって考えられた。

かといって、美沙希が好きでもない男に本当に抱かれることになってしまえば、
それはそれで元も子もない。


誰に頼むか。
恵介には一人だけ心当たりがあった。
同じサークル仲間の高橋克典だ。
サークルの仲間の中でも特に恵介と親しい関係で、
互いの家庭のことについてもかなり深いところまで話している仲だった。


もちろん、恵介と一緒に、女性と楽しんだこともある。
いってみれば、お互いの性格はもとより、性癖についても熟知の仲だった。
ただ、複数プレーを経験した女性同士が女性同士で関係を持つことは比較的よくある話だが、男性同士ではなかなかそうはならない。
恵介と克典も同様で、恵介には克典のペニスなど、触ることもできそうになかった。
それは克典の方も同じようで、
一度、相手の女子が恵介と克典のペニスを交互にフェラしていた時、
ペニス同士を揃えて口に入れようとしたことがあった。
その時、待ったをかけたのは克典だった。
「ちょっと待ってくれ。ペニス同士をこすり合わせたりしないでくれ。」
そう言うと克典はいったんその女子から離れ、
別の女子に近づき、フェラを求めたのだ。

女性たちが帰った後、克典は言った。
「オレは完全な女好きだからな。男嫌いといってもいい。
 例えば、クンニをしていて、前の男のザーメンを舐めてしまうことはある。
 それは流れだから仕方ない。
 でも、2本のペニスをこすり合わせるような刺激はオレには無理だ。」
「でも克典。例えば2穴セックスはどうだ?中で2本のペニスが、
 直接ふれあいはしないが、お互いの存在を感じることはあるだろ?」
「あれには明らかに女の直腸の壁と膣の壁が介在している。
 直接接触には決してならないからな。」
「じゃあ、交互にフェラをされる分には構わないのか?」
「ああ、それなら大丈夫だ。」


恵介が妹である美沙希に迫られた話も当然、知っている。
それに幸い、美沙希と同い年の妹もいる。
同じ年頃の女の子の心理もそれなりに理解できるはずだ。


恵介はさっそく克典に連絡を取った。
克典は、まあとにかく飲みながら話そうと家にやってきた。


大輔が美沙希とセックスせざるを得ない状況を作る。
言葉でいうのは簡単だったが、実際にどういう方法をとればそれが実現するのか、
恵介には正直思いつかなかった。
そもそもキスまでしておきながら、
女の方はそれ以上のことを求めていることをかなり明確に示しているのにもかかわらず、
何もしてこない男の心理がわからない。

そんな男が、その相手の女とどうしてもセックスしたくなるにはどうすればいいのか。
恵介はそのことも含めて克典に話をした。

「………そうか。美沙希ちゃんに誘われたら、オレならすぐに応じちゃうけどな。」
恵介の話を聞いた克典の最初の反応はこうだった。
「いっそのこと、その相手がオレじゃダメなのか?」
克典は一歩踏み込んだ提案をした。
「相手がお前?オレの妹とお前が付き合うっていうことか?」
「別に強引に奪おうっていうんじゃない。
 美沙希ちゃんが自然とその気になればいいわけだろ?」
「つまり、お前に恋心を抱くということか?」

恵介は想像もしていなかったことを言われ、混乱した。
(確かに克典とは仲はいい。それに顔だってそこそこいいし、性格も悪くはない。
 ただ、オレと同じ、女癖はいい方じゃない。
 そんな奴に美沙希を任せられるだろうか。)

「ま、もっとも、美沙希ちゃんがオレのことを気に入るかどうかはわからないけどな。」

確かにそうだった。
兄の都合で妹の恋人を決めてよいはずはなかった。
ただ、大輔と初体験をしなければいけないという決まりもないわけだ。

(まてよ?オレはなんで美沙希の初体験を急がせようとしているのだろう。
 もちろん、それは美沙希自身が望んでいることだ。
 美沙希はその理由を、欲求不満からきているかのように言う。
 オナニーでは満足ができない、早く母親のように男によっての喜びを得たい。
 それまでの間、しかもセックスは無しという条件で、
 オレとは互いを愛撫し合い、互いに絶頂を味合わせている。
 ここまで互いを知り尽くした中ならば、
 むしろ初体験も自分と経験した方がよいのではないだろうか。
 そもそもオレがこだわっているほど、
 女は初体験の相手にこだわる必要があるのだろうか。)

「克典。せっかく来てもらってすまないが、この話、いったん保留にしてくれ。」
「なんだ、どうした?せっかくオレもその気になっていたのに。」
「お前、別に美沙希にはその気はなかっただろ?」
「いや、顔は何度か見たことはあるし、かわいい子だとは思っていた。
 お前の妹だから遠慮していた部分もある。オレは全然OKだぜ?」
「いや、やっぱりいったん保留だ。確認したいことがある。」


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