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由美と玲於奈さん
【同性愛♀ 官能小説】

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14-1

由美と玲於奈さん

14 スクールバス


放課後の保健室。
鎌田先生と校内掲示物の準備作業をする。

玲於奈さんがひょっこりと、保健室のドアから顔を出した。

「鎌田先生!お疲れ様です!」
「はい、お疲れ様」
「あれっ?部活終わり?早いね」
「これから大雨降るから帰れって。
交通機関が乱れるみたいだよ」
「早く帰った方がいいね」
「次のスクールバスに一緒に乗ろうよ。急げば間に合うよ」

急いで片付けを始める。
玲於奈さんは人気者なので、
いつも部員や後輩に囲まれてワイワイやってる。
一人だけでスクールバスに座るなんて見たこと無い。

「珍しいね」
「ソッコーで保健室に来ちゃった。
次のバスなら静かに乗れるよん。早く早く!」
「わっ、ちょっ!鎌田先生すいません!」
「いいわよ。お疲れ様」

私たち二人の結び付きを知っている鎌田先生は、
笑って送り出してくれた。

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玲於奈さんが加速装置を作動させて、
動き出したスクールバスを追って止めてくれた。
息を切らして、一番後ろのはじっこ席に体を押し込む。

「はぁっ、はぁっ。玲於奈さんて本当に脚速い」
「にゃはは」

玲於奈さんが私の肩に頭を乗せてくる。
ショートの髪から、女の子の爽やかな汗の香りがする。
みんなより早く部室を出るために、
シャワーをカットしちゃったんだろう。

玲於奈さんは、
みんなの前ではしないけど、私には甘えてくる。
女陸の部長で、何でもできる玲於奈さんにとって、
私は息が抜ける存在なんだろう。
嬉しい。

スクールバス車内のまばらな生徒は、
それぞれイヤホンを聞いて窓に頭を預けたり、
スマホの画面で顔を照らしている。
暗い雲が低くなってきた。
窓に、斜めに雨がひとすじ。ふたすじ。
私も目を閉じて、
玲於奈さんのいい匂いのする髪に頭を持たせる。
時間よ、止まれ。

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静かに、
玲於奈さんの制服のスカートの中に手を滑らせる。
玲於奈さんは脚を開いてくれる。
他の人が見ても、
仲良しの女生徒が寝てるだけにしか見えないはず。
内ももから中心に向かって指先を進めると、
ショーツの生地に触れる。
女の子の柔らかい部分を、指の腹で軽く撫でてあげる。

(はぁ)

玲於奈さんの口から、小さな吐息が漏れる。
玲於奈さんが私の手を取って、人差し指で文字を書き始める。






もちろんバスを降りてからの話し。
私は目を閉じたまま囁く。

(口でしてあげる)

玲於奈さんは、私の指をキュッキュッて握る。
喜んでる。
カワイイ。
手で、下着の上から触りっこはするけど、
口でするのは初めてだ。

(質問に答えてくれたらね)

キュッ、キュッ

他の人には聞こえないように、
本当に小さなささやき声で質問する。

(初めて自分でしたのはいつ?)

玲於奈さんはピクッと身をこわばらせた。
いきなりだったけど、聞いておきたかった。
玲於奈さんのスカートの中で、
ショーツのクロッチの部分をさすると、
玲於奈さんは私の手のひらに指先を滑らせる。




はやっ!
私、最近なのに!

(指?)

少しためらってから。






まぁぁ!ちょっとぉ!
小3で鉛筆入れたりしてないでしょうね!
実にけしからんけど、
正直に答えてくれたので、縦スジを中指でなぞってあげる。

はぁっ、うっ

玲於奈さんは唇が開いて、よだれが溢れそうになってる。
スクールバスが駅前の大通りに入る。
ターミナル駅が見えてきた。


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