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蛙の子は蛙 
【兄妹相姦 官能小説】

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美沙希の計略-1

その日の夜、美沙希は久しぶりに恵介の部屋を訪ねた。
「ねえ、お兄ちゃん。入ってもいい?」
「いつだってОKに決まってるだろ。」
「ごめんなさい。」
「なんだよ、いきなり。」
「だって、わたし、お兄ちゃんの気持ちも考えないで…。」
「それを言うならおれの方こそ、美沙希の精一杯の気持ち、受け止めてやれなくて…。」
「ううん。ちゃんと伝わったから。
 お兄ちゃんがわたしのこと、どんなに大切に思っていてくれてるのかってこと。」

「美沙希。」
「ねえお兄ちゃん。一つだけ約束して。」
「なんだよ。」
「キス、くらいはいいよね?」
「キス?なんだよそれ。」
「う〜ん。仲のいい兄妹の…ご挨拶って言うことで…。」
「う〜ん。ま、いいか。外国なら普通だもんな。」
「やった〜。じゃあ触ってくれるのもいいかなあ。」
「触る?どこを?」
「だからそれは、わたしのオッパイとか、アソコとか。」
「美沙希。お前、何言ってるんだよ。オレの気持ち、ちゃんと伝わったって…。」
「うん。だから、セックスしてとは言わないから。ちゃんとした相手が見つかるまで。
 それまでわたしが暴発っていうか爆発っていうか、そうならないためにも。」

「いい加減にしてくれよ。そんなことしてたら、オレの方が暴発するじゃんか。」
「やっぱり、お兄ちゃんも、我慢するの大変なの?」
「まあ、それほど我慢しなきゃいけない状況にもいないけど、それでも我慢は辛いさ。」
「へえ、そうなんだ。」
「例えば、美味しそうなご馳走を目の前に出されて、食べちゃダメよって言われたら、
 美沙希、どんな気持ちだ?」
「そりゃあ、ストレス溜まるし、なんでだよ〜って思うけど。」
「それと同じさ。」
「へえ、ってことは、わたしはお兄ちゃんにとって、美味しそうなご馳走なんだ。」
「当たり前だろ?しかも、大好物のな。」
「いやらし〜。」

「何言ってるんだよ。パンティー、丸見えだぞ。」
「やだ、エッチ。」
「お前がそんな恰好で座るからじゃないか。」

そう言えば美沙希は恵介の前に体育座りをしていたのだ。
しかも、小学生なら先生に注意されるだろう、膝を開いたままで。

「お前もさあ、セックスしたい相手を探すんだったら、
 そういうところ、もう少し女らしくしなきゃ。」
「こうやって男を挑発した方がチャンスが増えるでしょ?」
「だから、12歳の発言じゃないって言ってんだよ!」
恵介は頭を掻きながら呆れたように言った。

「で、結局、どうなのよ?」
突然、素に戻ったように美沙希が言う。

「どうって何が?」
突然聞かれた恵介は戸惑い、一瞬頭が白くなった。
そのすきを見計らって美沙希が畳みかけた。

「なんだ、忘れちゃった?じゃあ、ОKってことで。ありがとね。」
美沙希は恵介の反応を待たずに立ち上がり、恵介の唇に軽くキスをすると、
恵介を見つめ、微笑みながら部屋を出て行った。

(なんだよ、あいつ。一体、何がОKだったんだ?)
ひとり部屋の取り残された恵介は美沙希との話を思い返していた。
(えっ?なんだったっけ。いきなり、じゃあОKってことで、………。)
(あ、あいつ、どさくさに紛れて…)

恵介は立ち上がり、美沙希の部屋に向かった。
「美沙希、お前、何考えて………。」
ドアを開けると裸の美沙希が立っていた。
そしてドアの前に突っ立ったままの恵介にいきなり抱きついてきた。
「お、お前、いったい…。」

そのまま美沙希の唇が恵介の唇を塞ぐ。
美沙希が恵介に全部の体重をかけてもたれかかった。
バランスを崩した恵介はそのまま美沙希を抱きかかえるようにして床に倒れた。
「わたしの勝ち〜。」
恵介の上に馬乗りになった美沙希はそう言うと、もう一度恵介に抱きつき、キスをした。

「美沙希、やめろって。」
「お兄ちゃん。あんまり大きな声出すと、
 お母さんたちにまだあの二人ケンカしてるって思われるよ。
 どうする?この現場、お母さんに見られたら。」
「何を脅迫してるんだよ。お袋が見たら、あら、もう始めるの?って言うだろ。」
美沙希を引き離そうとしたから美沙希の身体を持ち上げながら恵介が言った。

「じゃあ、してくれるの?」
「そういう意味じゃないだろ。まったく。おい、下りろよ。」
「や〜だ。触ってくれるまで下りない!」
「まったく、なんてやつだよ。」
「こんなんやつで〜す。」
「まったく、負けたよ。で、どうしたいんだって?」
ようやく美沙希が恵介の身体の上から下りた。

「だから、わたしにちゃんとした相手ができるまで、
 欲求不満にならないように協力してほしいって言ってるの。」
「オナニーじゃ我慢できないのか?」
「う〜ん。どうでしょ〜。」
「あのなぁ…。」
「オナニーもいいんだけどさ。自分でやってると歯止めが効かなくなりそうでさ。」
「歯止めが効かない?」
「うん。この頃、いくことがあるんだけど。
 そうすると、もう一回、あと一回、とかさ。
 もっと気持ちよくなれるんじゃないかとか、まだまだってなっちゃって。
 だからずっと睡眠不足が続いたり…。
 だからさぁ、お兄ちゃんにしてもらえば、
 その辺りも考えてくれるんじゃないかって思ってさ。」

恵介の横にしゃがみながらも美沙希の手は恵介の股間を軽く撫でていた。


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