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柿野日奈子 その飛躍に隠された秘密
【スポーツ 官能小説】

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下半身強化のために 理論編-4

「弓油 中央。。ユミアブラ チュウオウ?」
「いえ、ユミオイル ナカオです。」
「油をオイルと読むんですね。素敵。」
「弓を射る、か。ちょっと捻ったな。」

「で、特訓のことですが。」
「待ってました!早速、始めてください。道着、脱げばいいですか?」
「いや、まだ早いです。」

「では、着たままで?」
「着エロですね?」
「。。。大丈夫ですか?柿野さん。」
「柿野の柿は、渋柿の柿〜。」
「みんな、とっくに気づいてますよ、そんなこと。」
「渋柿野ヒナコデース。」
(あ、それでもよかったか。)

「コーチ。さっきから思ってたんですけど。
 わたしたちって、ただのアホと、思われてるんとちゃいます?」

「おあとがよろしいようで。」
「って、ちゃいまんがな!ゴルフでっしゃろ!」
「とにかく、特訓開始だ。日奈子の肉体改造だ。」
「はい。頑張ります。日奈子のハートのど真ん中を射てもらいます。

ようやく、弓油による特訓が始まった。
「では、まず、構えてください。はい、そう、腰を落として。」
「こんな感じですか?」
「ゴルフのアドレスではないので、前屈みにならないように。
 そう、、、まっすぐ、そうです。沈むように。
 はい、顔を左に、もう少し。
 はい、それが、弓を射るときの正しい姿勢、まあ、フォームですね。」

「はー。結構、しんどいですワー。下半身に来ますねー。」
「では、実際に射てみましょう。」

「はい、では、引いてください。違います。」
「エッ?矢を引くんですよね?」
「はい、でも、両手で、引きます。」
「両手で、ですか?」
「しう、一度、こう上げてきて、はい。
 で、ここから、左右、というよりも、はい、そうです。
 こんな感じです。前後に開いていきます。」 

「ふう。結構力、いるもんスねえ。」
「なかなかスジがいいですね。日奈子さん。
 もう少し、内股に力を入れてみましょうか。」
「内股?どのへんですか?
 口で言われてもどこに力を入れればいいか、わからへん。」

「エッ、そ、そう、です、か。
 じゃあ、失礼して。こ、この辺です。」
「エッ?もう一度、お願いできますか?」

「ここ、です。」
「アン。あの、、もう一度。」
「そうですね。道着が邪魔で、
 今一つ、ポイントに触れてないのかも知れませんね。」
「と言うことは?」
「脱いでもら。」
「勿論です。」

「ああの、柿野さん。」
「カキコって呼んでください。」
「カキコ、ですか?」
「ハイ。」
「脱ぐのは、道着だけで。。。下着は。」
「あ、下着は、元々、履かない主義なんです。」
「あ、それはそれで、なかなかいい趣味かと。」
「上も、脱いだ方がいいですよねえ?」
「いや、課題は、下半身強化ですので、、、、
 上半身は、、、脱いだ方がいいですね。」
「だと思って、脱ぎました。」
「ブラはしてないんですか?」
「締めるのは下半身だけと思ってます。」
「・・・」
「・・・」

「要は、腰を落ち着かせる、ということです。」
「腰を動かさない、っていうことですか?」
「いや、腰の捻りや回転は、必要です。
 ただ、その軸がぶれない、ということが、一番大切なんです。」

「是非、それを教えてください。」
「そうですね。では、まずは、安定させる、ということを主眼に、
 下半身を強化していきます。」
「よろしくお願いします。」

「じゃあ、せっかくの弓道場です。射てみましょう。」
「いきなり、ですか?」
「大体のフォームは、さっき教えた通りです。
 腰を落として、身体全体を使うイメージで、何本か射てみましょう。」

《ビュッ!  ビュッ!》

「初めてにしては、なかなかのものですよ。」
「コーチの教え方がいいからです。」
「いやいや、ぼくはまだ、何も教えていませんよ。」
「今までの、わたしの教え方が良かったからだろう。」
「あら?腰越コーチ。まだいたんですか?」
「昨日、ベッドでみっちり教えた成果だろ。」
「いや、まだ、セックスしか。
 っていうか、腰越コーチ、この場に必要ないんじゃないですか?」
「そうですね。今のところは。」
「じゃあ、コーチ。一度席、外してください。」
「い、いやん日奈子はギャラリーが多い方が燃えるんじゃなかったか?
 見られて方がいいって言ってたじゃないか。」

「ウ〜ン。プライベートだと、二人っきりがいいなって
 思うこともあるんですけど。」
「この特訓は、プライベート以上に、一体感が必要なんだ。
 選手とコーチの一体感が!」
「じゃあ、そこで見ていてもいいですから、
 余計な口出しはしないでくださいね。」

「では、いよいよ本題です。
 腰のブレを無くすために、今から中心を固定します。」
「ブレを無くすための中心ですか?」
「そうです。これで。」
「って。。。弓油コーチ。それって。」
「はい。これです。これを、日奈子さんの後ろから、入れます。
 さあ、ゆっくり腰を下ろしてきてください。」
「弓油コーチ。い、いきなりだと、痛い、かも。。??」
「あらかじめ、オイルを塗りこんであります。」
「あ、ぁぁ、奥、まで、、入り、ました。」
「では、この状態のまま、弓を射ってみましょう。」
「こ、この、まま、ですか?」
「そう。的もペニスも、外さないように。」


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