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露出ナイトのハプニング
【痴漢/痴女 官能小説】

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露出ナイトのハプニング-3

まず、始めたことは、自宅から近くの公園までの往復で、
どのルートを何時ごろに通れば、
最も人通りが少ないか、という調査でございました。

街灯が多いところは、深夜でも人通りがわずかながらあります。
と言って、真っ暗なところを歩くことは危険が伴います。

2つの相反する条件をクリアできるコース、時間帯、それらを調べ上げ、
わたくしは、ようやく、
理想のコースと時間帯を見つけたのございです。
そうです。
「見られそうで見られない」露出のための最適なコースを。

それは、自宅を〇時〇×分に出て、
普段は右に曲がる路地を左に行き、
小学校の校庭沿いの道をまっすぐに行き、
自動販売機を通り過ぎ、
公園に到着。

そして、その公園で10分ほど時間をつぶし、
逆コースで帰ってくる、というものでございました。

これだと、すれ違う可能性があるのは、
毎晩犬の散歩をさせている男性だけでございました。

わたくしは、彼がいつも、
同じ時間に同じコースを散歩していることや、
犬がどこでトイレをするかなど、詳細に調べたのでございます。

時には彼の後をつけ、
彼がいつもイヤフォンで音楽を聴いていて、
犬に引かれていくように歩いているので、
周りの人間にはほとんど目をやっていないこともわかったのでございます。

しかしながら、一か所だけ、
わたくしたちの導線が重なる場所が、
わたくしにとっては折り返し地点となる公園でございました。

わたくしは、さらに調査を進め、
彼は、公園を一度通り過ぎ、わたくしの家の方に向かって少し歩いた後、、
そこからまた公園へと戻り、
10分程、公園で休憩し、
行きと同じコースで帰っていくこともわかったのでございます。

彼との接触を避けるためには、
この公園で過ごす10分が重要でございました。

数週にわたる調査と、その結果を精査し、
数回のシミュレーションを行った結果、

コース上の他の危険個所をクリアし、
全裸のままの姿を誰にも見られることなく、
自宅と公園を往復し、
最大かつ最高の「ドキドキ感」を味わうには、
まさにこのプラン以外にはない。
そうした結論に達したのでございます。

一旦プランが決まると、
わたくしは、いてもたってもいられなくなったのでございます。
身体の奥の方から沸き起こる欲望を満足させ、
受験勉強中心の生活へと切り替えていくためには、
一刻も早く、このプロジェクトをやり遂げる必要があったのでございます。


翌日、わたくしは、いよいよ一大プロジェクト決行を決意しました。

まず、いつものように、いつも通りの仮眠を取り、11時に起床。
心を沈める意味で、水のシャワーを浴び、バスタオルで身体を拭きました。

改めて自分の部屋に戻り、身体を点検いたします。

どこかにシミや傷はないか、間違って下着など身に付いてはいないか、
アンダーヘアの処理にいい加減なところはないか、など、
微に入り細に入り、点検をいたすのでございます。

そして、これなら、大丈夫。
正真正銘の全裸だということを確認後、腕時計だけを身に付けます。

予定通りの時刻ぴったりに玄関のドアを開け、家を出たのでございます。
家の前の通りには誰もいません。

真正面からこちらにヘッドライトが近づいてきます。
でもその光は、わたしの姿を浮かび上がらせる直前で左に曲がるはず。
これも、予定通りにクリアです。

わたくしの心臓は、極度の「ドキドキ感」で壊れそうになるほど、
激しく脈打っておりました。
同時に、身体中から汗が噴き出すように溢れ出てきて、
わたくしの足元にぽたぽたと落ちてゆくのでございます。

この先の角を二人、前後して横切っていく人がいるはず。
これも、予定通りクリア。
二人の前後の間隔も、データ通りの3秒でございました。

小学校横の道に出ました。
こんな時間、校舎にも校庭にも全く人影はありません。
長い直線道路が続きます。

間もなく、猫が一匹、目の前を通り過ぎていくはずです。
「ミッ、ミャ〜ッ?」
猫に見られたかも。おそらくオス猫です。

次の曲がり角。
自動販売機の明かりがその辺りの道路を明るく照らし出しています。
ある意味、ここは危険ポイント。
イレギュラーで、飲み物を買いに来る人がいないとも限りません。
かなり遠くからも、人の姿を確認することもできます。
自動販売機の前後左右、人影は見当たりません。
自動販売機に向かって近づいてくる人影も見当たりません。
OKです。

どこか遠くの方で、犬の鳴き声がします。

さあ、いよいよ問題の公園です。
額から、腋から、汗がしたたり落ちます。
けれど、不思議なことに、股間の辺りにヌルヌルとした感覚が生じてきました。

明らかに汗ではない、別のモノです。
足を交互に出すたびに、そのヌルヌルが酷くなるだけではなく、
股間から、くすぐったいようなもどかしいような感覚が生じ始め、
なかなか足が前に進みません。

いつもなら3分程度でクリアできる公園の入り口までの距離が、
なかなか進みません。
いけないと思いつつ、手が股間へと伸びてしまいそうになります。
手首を股の間に挟んだまま、歩きたくなります。

額、腋の汗をぬぐった手が、乳首に触れるたび、
頭のてっぺんまで、快感が突き抜けます。
乳首を摘まもうとした指が汗で滑り、
乳首をはじくような感覚に体がしびれます。

もう、公園に行くのなんてやめて、
ここに座り込んで、思いっきり、触りたい。
指を入れたい。
指でかき回したい。
そんな思いがどんどん強くなってきたのでございます。


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