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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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片山未来(25)・谷山萌(18)そして尾野上冴(45)-1

「そういえば、今度の三十日、誕生日だよね?」
 俺が唐突に言うと、冴は眼をパチクリさせた。
「よく覚えてるよね、そういうこと……」
「自慢じゃないけど記憶力は悪くないほうでね。冴ちゃんだけじゃなくてヤリ友の人妻さんたちの誕生日とかほとんど頭に入ってる」
 俺は組み敷いた冴の乳に顔を埋没させながら喋っていた。谷間をむんむん薫らせる汗を舐めるたびに、雄の本能が刺激されて全身に精力が回っていく。
「四十五歳か。四捨五入したら五十だね?」
「バカぁ……女にそういうこと言う?」
 尾野上冴。俺がバイトしているケーキ屋の先輩格である。
 仕事ぶりはしっかりしており、スタッフたちが面倒見もよく客受けも抜群。頼れる姐御タイプなのだが、俺とのファックでは完全に受け身のM体質だ。
 先輩というより、今では上司になるのか。
 少し前に、契約が頭につくものの「社員」様になった冴だった。
 子供が中学に上がったこともあり、時間的に余裕も出来た冴は、きたるべき高校受験やその先のことも考えて、登用を受けることにしたのだ。

 遅くとも夕方五時には退勤という時間区分で、正社員に比べれば当然お手当も少ないが、それでもパートタイマーとして働くよりは安定する。
 それに何より冴が契約社員ながら「副店長」という役職クラスになったことで、スタッフたちの士気が上がる。店の運営にとって大きなプラスとなる人事だった。
 で、俺はいちバイトでありながら、畏れ多くも副店長を組み敷いてガンガン犯しまくる特権的征服感を楽しめる。いいこと尽くめではないか。
 実際、この上なくいい女である。
 人妻大好きな俺は、冴以外にもパートの主婦たちをホイホイつまみ喰いしている。
 冴はそれを把握していながら、何もうるさいことを言わない。むしろ「棒姉妹」となったメンバーには並以上の慈愛をもって接しているように見受けられた。
 副店長になったからとて変わることない関係性は、ますます居心地を良くしてくれるくらいだった。


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