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英雄ハンスの娘
【レイプ 官能小説】

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知らない土地へ旅に-1

 一日に5回のお勉めに耐えたソフィーをリスペクトする、早く妊娠しないかな、このあいだの子宮口の精液注射でも孕まなかった娘だからもっと汚してあげないと、ふふふ、この11歳の少女に種付てあげ、、それをスーザニア人医師に診断させたらなんていうだろうかな? 
「こんな子供を妊娠させるだなんて!」
 非難されるだろうか、どうだろう、ぜひそのときはありったけの非難罵倒をしてもらいたいものだ、そういうことをしてきたのだという印しになるのだから、想像が膨らんでしまう、特にこんな子供にの文字列に、思い描いた理想が現実味を帯びてくるのは怖いくらい幸せを感じるハンスだ、
「そのニジマスを焼いた、油のにおいキモいんだけど」
「君の好物なのに……」
 女子の身体が他の生物を宿すことができるという特性、それだけをもってしても僕のような少女性愛のものから見ても、尊敬すべき存在である。しかしハンスのようなまだ若い男に女性の身体の変化に気が付くのは遅い……ニジマスを嫌がりパンの焼けた匂いにあわてたようにトイレに駆け込むソフィアなのにすぐには気づけなかったが、妊娠検査キットを買いにいく段階になって、彼は静かな興奮を覚える、というより思い出したのだ、戦争とは無縁の少年時代のハンス、その少年ハンスにはかなわなかった初恋の少女がいた、最も尤もらしいが、その娘とソフィアはよく似ている。
 「陽性反応ですね」
 そうか、医者のお墨付きか、一週間前の妊娠判定キットの結果は一生の宝物というハンスだ、戦争中でよかった、産科にハンスのような美男子が来るとソフィアが異常な注目をされてしまうだろうから(本当はそうではなくて、こんなコドモをなぜ若い男ととぎょっとされた目で見られたい願望もあるのだが、逮捕されってしまっては敵わない)、スーザニア人軍医にだけ診せることができて本当によかった。
「出産のときはコドモよりも母体を優先しますからね」
 許すまじ偏見だ、コドモが女の子ならなおのこと、一体医者などという高々一介の技師風情が何様のつもりなのか、彼女はソフィーはスーザニア人になれるというのに、戦時下セレニナ人を支配してやろうとしているのに、愚かな医師だ……まあいい、コドモを取り上げさせるのは医師の仕事だ、ソフィアを保護しているのはこの僕なのだ、父親がコドモを優先させろというのだから医者ごときが口を挟むものじゃない、ソフィア2世は必ず生ませる方針だ、そう思いながら内診されるソフィーの膣内に見惚れ、説明を受けるハンスだ、
「ハンス、お願いだから、恥ずかしいから見ないで」
「恥ずかしがることがいけないことだといつも言って聞かせているだろう、こんな綺麗なもの、見ることができるのは僕だけなんだ、ああなんて愛らしいのだろうね」
 なんといってもコドモっを授かったのがこの幼い膣だと説明されると、今晩も可愛いたがってしまうのだ、妊婦だけにより丁寧に。
 そうしてこんな歳の差のある男が一緒のベッドで寝たふりをして、ソフィアが一人静かに泣くのを聴くのだ、「ママ、ぐすっ、どうしよう、逃げられないよ」

 ハンスの愛人ソフィアの妊娠がわかる前、この小さな愛妾S・ヴラトコヴィチにかつての故郷に連れて行くことを、小さなバカンスというか、軍務のなかの僅かな休暇を使い、山がちなこのフチグラードを離れ、海側の古都スプリットに小旅行に行くことにした。
 トリエステ海の青真珠といわれる美しい街で、瑠璃色の屋根が連なり、湾のマーシャルブルーととけあい、街をどこまでも広く魅せていた、ソフィアの生まれ故郷……内戦の前までは。


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