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叔母と甥、一夜の過ち
【近親相姦 官能小説】

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叔母と甥、一夜の過ち-8

≪覗き≫

深夜、午前0時を過ぎた。太一の様子が気になる悦子は寝室の引き戸を僅かに開けた。

(こっちは暗いから廊下からは見えない。今夜もきっと……)

悦子はベッドに横たわって、外の様子をじっと伺っていると、午前1時前、書斎の扉が開く音がして、引き戸の隅間から太一が見えた。

(やっぱり…)

しかし、今夜はトイレのドアを開ける音はせず、代わりにトントンと階段を下りて行く音が、そして、バタンと冷蔵庫でも開ける音に続き、何かを取り出している音に聞こえきた。

(喉が渇いたのか…)

間もなく、トントントンと階段を上がってくる気配がしたが、部屋には戻らず、バタン、カチャカチャ、スッスッという音が聞こえてきた。
待っていた甲斐があった。トイレに入って、ズボンを下ろしている音だ。悦子は静かに引き戸を開け、そっと近づき、トイレのドアに耳をあてて、中の様子を窺うと、
「悦子おばちゃん、こんなの穿いてるんだ…へへ、染みがついてる」
と声が聞こえてきた。

(ウソ、バカ、あの子ったら…)

さらに、
「悦子おばちゃん、ぼ、僕、好きなんだよ…グチュッ、グチュッ…いい、いいよ、おばちゃん…ササ、サササ、ササ…あ、あ、いい、あ、ああ…」
とオナニーの対象が自分。

(いやだ、そんなことして…)

悦子は体が固まっていた。その時、昨晩と同じように便座のガタガタという音と共にササ、サササと体を動かす音も大きくなったかと思うと、「うっ!」という吐息が聞こえてきたので、動揺した悦子は思わずドアに手をついてしまった。

「えっ、あっ、お、おばさん?」
太一の声だ。悦子は息を潜め、物音を立てないように、すり足で退がって寝室に戻ったが、太一に感づかれてしまったのではないかと不安で胸の動悸が収まらなかった。

「おはよう」
「あ、おばさん…おはよう」

朝、顔を合わせても、互いに気まずく、太一はそそくさと朝食を済ますと予備校に行ってしまった


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