叔母と甥、一夜の過ち-1
≪一人エッチ≫
5月10日、ゴールデンウィークが終わると仕事の季節。
「じゃあ、行ってくるから」
「はい、気をつけて」
夫は今日から半年間の予定でアメリカ出張に出掛けていった。
吉崎(よしざき)悦子(えつこ)、36歳。国立大学の理学部を卒業し、高校で数学の教師をしていたが、大学時代に知り合った2歳年上の達也(たつや)との結婚を期に30歳で退職、今は自宅で進学教室を開いている。
夫はメーカーのエンジニアとして一生懸命に働いている。悦子もそれは感謝している。しかし、2年程前からアメリカ工場建設プロジェクトに参加し、現地に出張することが多くなった。
二人の間には残念ながら子供はいないので、今回のように半年もアメリカに行ってしまうと、悦子は堪らなく寂しく感じる。
だから、昨夜は熱い、熱い夜だった。
「悦子、きれいだよ。おっぱいも、いい形している」
「あなた、恥ずかし…」
薄いベビードールの上から、夫が乳房を揉んでくれる。掌を通して愛情をジンジンと感じ、乳首はツンと尖ってきた。
「あっ、いいわ、あなた、あ、いい、感じる……」
悦子は体が火照ってきた。当然こうなるだろうと、ベビードールの下は花柄シースルーレースの紐パン。夫の指がその紐に掛かると、悦子が腰を捩り、それは抵抗も無く体から離れていく。そして、夫の右手が肌の表面を滑るようにして、股間に入り込み、探り慣れた勘所を捉えた。
「あん、いやっ」
心も体もそれを待っていたのか、悦子の上の口からは声が、下の口からはぬるぬるした愛液が滲み出てきた。
「悦子、ほら、ちょっと握って」
「え、いや、そんなの…」
言葉とは裏腹に、悦子は指を夫のペニスに絡ませ、ゆっくりと擦ると、「おお、おお、悦子、いい、いいなあ、この感じ、あっ、あ、おお、いい、いいぞ…」と体を捩って悦ぶ夫のペニスは血管が浮き出る程に硬くなっている。早くも互いに交われる状態だ。