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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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新体制-10

女子会…ならぬ捜査会議を終え、県警本部超室で石山て若菜は捜査の打ち合わせをした。明日からの捜査予定を石山に報告した後、若菜がコーヒーを入れ石山と口にした。

「しかしまー、何だな。俺達の常識からすれば何て緩くてふざけた会議だってなるだろうが、内容自体は各自がしっかりと考えて捜査会議になってるのな。それどころか色んな意見が出て、決してあの堅苦しい会議では出ないような意見も出るしな。なかなか面白い会議だな。」
石山はニコッと笑った。
「確かに本会議はあーゆー緩いのはダメだと思います。全てが全て女子会的な会議だとどうしても気が緩みがちですしね。私、結構あの堅苦しい会議とか好きなんですよ?いつも自分が責任ある刑事である事を再確認させてくれるから…。あの緊張感、好きです。」
「まー、お前は根は真面目そのものだからな。」
「根も葉も真面目ですが?♪」
「だといいがな!」
「どういう意味ですか〜??」
「ガハハ!」
石山は昔と変わらずの豪快な笑い声を響かせた。その笑い声に穏やかな笑みを浮かべコーヒーを一飲みした後、強い瞳で石山を見つめながら言った。
「お父さんも先輩も最後は二階級特進でその職に幕を閉じました。でも私はもし死んでもこれ以上特進はありません。別に警視庁総監だからって鼻にかけている訳ではなく、殉職しても私は得られない二階級特進と言う名誉を受けた2人は私より優れた刑事だって事です。お父さんが先輩を育てた。私は先輩以上に凄い女性刑事を知りません。これからも現れないでしょう。その先輩が私を育てようとしてくれました。残念ながら成長する前に先輩は殉職してしまいましたが、私は刑事になってから亡くなるまで先輩が教えてくれた事を胸にここまで来ました。まぁ少し道を外してしまいましたが、常に先輩に怒られない刑事になろうと思ってます。今でも。そして今、今度は私が後輩を育てなければならない立場にあります。でも私には自信がありません。先輩のように刑事とは如何なる物なのかを伝えなきゃならないんですが、なかなか難しいです。でも私は後輩にも恵まれたようです。マギーも華英ちゃんも勝手に育ってますからね。私を見て、あんな下品でふざけた刑事になっちゃいけないって思ってるのか分かりませんが、立派に育ってる。ホント、あの2人は優秀です。もう私がいなくても立派に職務をこなしてくれるでしょうね。」
いい表情だな、そう石山に思わせた。
「お前は背中で彼女らを育ててるから心配するなよ。」
若菜は照れ臭そうに頭をかきながら笑った。
「お父様も皆川も、そしてお母様も喜んでるはずさ、今の上原には、な。」
そい言って若菜の頭を撫でる石山。若菜のボロ雑巾のような時代を思い出す。若菜も柔道で何回も石山に投げ飛ばされていた日々を懐かしんだ。

「だが、心配なんだろ?華英が。」
若菜の表情が変わる。
「気付いてましたか…」
「ああ。華英はお前と同じだ。きっとあの事にも気付いているはずだ。」
「はい。」
「だから本来来るまでもないこの事件にお前…いや警視庁総監がわざわざ来たという事だろ?」
「さすがですね、石山さん。」
「当たり前だろ?華英はお前と同じ道を歩いている。」
「はい。私は後輩を育てるのは苦手ですが、せめて正しい道に導かせる事だけはしたいですから。」
「俺には経験があるからな。闇を抱えた女刑事を見守ったと言う。協力するよ。」
「ありがとうございます。」
若菜はやはり自分を育ててくれた恩師に頭を下げるのであった。自分と同じ過ちを起こすような刑事にしたくない、若菜はそんな想いでいっぱいなのであった。


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