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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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新体制-9

若菜も男性である石山の目があるにも関わらず豪快にカツをムシャムシャと頬張りながら言う。
「別な観点から行くとさー、ビッツコイン絡みで常磐銀行が絡んでる可能性だってあるんじゃない??数ある銀行の中で片田舎の地方銀行が日本一の取扱量があるってのも普通じゃ考えられないわよねー?」
みんながハッとした表情を浮かべた。
「確かに…。」
「誰だっけ、あの担当の課長。」
「矢島洋一ですね。」
「そうそう、そんな名前!矢島は市からの強い要望でビッツコインの取扱いを始めたって言ってたし、その時の市長が佐川明子だったんだから、まーあの佐川明子からしてカラダを使って取り込んだ可能性もあるし…」
「あーゆーお堅いのに限ってスケベだったりしますからねー」
「下も堅かったり♪」
「やーだぁ♪」
盛り上がる女子の中、石山だけが恥ずかしそうに頭をかいていた。
「もしかして常磐銀行の上の人間の指示で矢島が進めたのかも知れないし、誰がビッツコインを正式に取扱うよう発案したのか調べる必要があるわね。その件で佐川明子にも面会に行って話を聞きましょう。」
「はーい♪」

「後は、明日大悟君が来たらガルモを裏で仕切ってるのが誰かを聞いてみる。その前にガルモに行って大悟君を指名してプレイしながら聞いてもいいけど?」
若菜はニヤ〜っとしながら結衣と華英を見る。
「し、しませんよ〜!」
すぐに否定した結衣に対して華英は真面目に考えてしまう。
「急ぐんなら、別にいいですけど…」
そう真顔で答えた。
「じ、冗談のつもりで言ったんだけど…」
「え?や、やだぁ、私ったらぁ!わ、私も知り合いとエッチするなんて無理だし!アハハ…」
そう笑い飛ばした。

(華英ちゃん、もしかして大悟君の事、まんざらでもないのかも♪そっかそっか、あーゆーのがタイプか、華英ちゃんは。イヒヒ)
若菜は仕事とは全く関係ない計画を企て始める。
(お似合いかもね、大悟君と華英ちゃん♪どっちも餓えてるし、性格的にも合いそうね♪)
ちょっとソワソワする華英を見つめる若菜を見てマギーは思った。
(大悟さんと華英をくっつけるつもりね…。頼むからせめて捜査が終わってからにしてよねー。)
そう思い溜息をついた。

その後もありとあらゆる思いつく限りの可能性を口にし、全てをメモした若菜。
「この中に真実が隠れてるかも知れないし、ないかも知れない。全ての可能性の裏を取り、早くたった一つの真実に辿り着けるよう頑張るわよ!」
「はい!」
こうしてガールズトーク会議は終わった。

(何だかんだ言っても元特命捜査対策室組は仲がいいしいいチームだな。)
石山はみんなを見てそう思ったのであった。


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