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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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あなたは紅香と‥‥。(3)-1

(巻き込まれていってるよな、おれ‥‥)
 あなたは胸のうちでそうつぶやきながら、フロアのボタンを押し、出た白香に開けてもらったドアをくぐり、エレベーターに向かった。
 ラーメン屋に行った紅香との初デートから、数日が経っていた。結局、ベーカリーショップには行かず、花も見れなかった。今日は、タワーマンションの一室、三姉妹の部屋――爆乳の蒲生三姉妹宅へと、あなたは赴いていた。いや、今日も、だ。心なしか、足どりは重かった。
 紅香は、不在だった。今日の訪問の目的は、彼女の妹、あの小悪魔的な美少女・桃香の調教。正確にはその手伝いだった。どちらも、事前に白香から聞かされていた。
「海田くんは、わたしの助手。いい?」
 有無は言わせない、といった調子で、電話の向こうの蒲生白香はあなたに申し渡した。彼女の計画とやらに、確実に巻き込まれていっている。それが、あなたの最近の実感だった。
 玄関に出てきた白香にまた招きいれられて、足を踏み入れた。以前は開いていたリビングへの閉扉を開けると(――取り付けさせたものなのか、廊下とリビングの間のその白いドアにも鍵があった)すでに用意は整っているようだった。幼さの残る小悪魔美少女――とはいえ、その胸の隆起はかなりのものがある――蒲生桃香は、お揃いのピンクのブラとパンティー、そして清蘭学院の紺のニーソックスだけの姿で、羞ずかしそうに頬を赤らめ、悄然と立っていた。紅香同様そうすることで少しでも守りたいという気持ちなのか、やはり紅香同様に隠せていないその乳房を防御するように、心細げに腕を組み合わせて。
 彼女が白香言うところの「乳ペット」という立場になったこと、次姉の紅香に代わり彼女――桃香の調教を開始したことを、あなたは紅香から告げられていた。
(紅香がいなくてよかった‥‥)
 あなたは思った。これは、白香の配慮なのかもしれない。
(感謝すべきなんだろうな――)
 あなたはそう思いながらも、何か引っかかるものを感じて、素直にそうはできなかった。
「じゃ、さっそく始めようかあ。桃香、ブラを外しておっぱいを見せて」
 彼女の姉の、そして最近では事実上あなたを使うようになっている蒲生白香が、なんでもないことのように妹に申し渡した。
「わたしは何度も見てるから――ホラ、海田くんに、そのぷるぷるおっぱいをよく見せてあげなさい」
 白香は、末妹に容赦なく言い渡した。その一方であなたにも、
「海田くんも、よーく視姦しなさいよ」
と命じてきた。
 ここのところ蒲生白香は、あなたにはっきりと命令するようになっており、あなたも受け入れるようになってしまっていた。なぜか、彼女には抗えなかった。白香は、そういう空気作りが上手かった。
 あなたは最近、悟るようになっていた――悟らざるを得なかった。主役メインは、あくまでも彼女、蒲生白香。あなたは、彼女に操作されるロボット――とまではいかなくとも、せいぜい、ひな壇芸人がいいところなのだ。


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