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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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あなたは紅香と‥‥。(2)-3

 彼女はどうも、あの桃香を連想してしまったらしかった。しかし‥‥。
(名前が似てるから、どうだってんだろ‥‥)
 あなたには、なぜ紅香が妹を気にしているのか、見えなかった。幸い、紅香はそれからは明るく、ラーメンの思いもかけない旨さと相まり、あなたにその疑問を忘れさせた。あなたたちは楽しく会話し、次の目的地である、これも彼女オススメのベーカリーショップについて、額を寄せ合ってあなたのスマホで調べた。
 その間中、彼女のふくらんだ胸が、さきほどのカウンターと同じくあなたに接するか接さないかという距離でたゆんたゆんすることになり、あなたをしきりに悩ませた。が、そのベーカリーショップの後、紅香が花を見たいというので、すぐそばのフラワーショップに行くというところまで、あなたたちは話し合った。まるで、親密なカップルのように。
さて、しかしまた‥‥。
「あ!」
 店を出て、スマホで示された方向に通りを歩いていると、彼女・蒲生紅香は素っ頓狂な声をあげて、あなたをドキッとさせたのだった。
「え、な、なになに。なんですか?」
 あなたは、そんな口調になっていた。
(――ま、まさか‥‥)
 虚を衝かれたあなたが、
(あのRPGのキャラクターデザインキャラデザの人が、このゲームやあのギャルゲのキャラデザも手がけていることを、見抜かれた――? い、いや、待て、待て。紅香は、あのギャルゲの存在自体、知らないはずだ‥‥!)
と、ドキドキしていると、蒲生紅香は、目をパッチリと開け、口に手を当てていた。そして、あなたにこう告げたのだった。まったく違う話だった。
「傘、忘れてきちゃってる‥‥」
 さっきのラーメン店に、というのだった。ホッとすると同時に、おとなしいがしっかり者に見えた紅香の、意外に抜けている面が見えて、可愛く思えた。
 ちなみに、彼女のあの謎の喘ぎは、ラーメン屋にいる間は、一度も聞こえてこなかった。店内では音楽か宣伝かが間断なくかかっていたし、あなた自身が気にしないように努めていたということもあったが――。
(さっきのあれは、なんだったんだろう‥‥)
 性的な喘ぎであることは間違いないと思いつつも、その正体や店にいる間は聞こえなかった理由は、わからなかった。
(なにか、あのラーメンと関係あるんだろうか。実は彼女は、重度のラーメンマニアで、しばらくラーメンを食べていないと禁断症状が出る、とか‥‥)
 あなたは、考えを進めた。
(待てよ。だとすると、さっきのあの『SHARKNADO』の一件は、彼女にとって望ましかった、ということになる。――もしかして、あそこで今日イベントがあると、彼女は知っていた? が、黙っていた? 自然にあのラーメン屋へ誘導するために‥‥)
(あるいは、株式ゆーたい券というのがどういうものかわからないが、あのラーメン屋で食べると、なにか彼女の金銭的利益になるとか、そういう話なのか? そうは考えたくはないが、有り得ない話でもない‥‥。俺は、かつがれたのかな‥‥?)
(しかし、仮にそうだとしても、わざわざそんなことをする必要があるか? それならそれで、最初からラーメン屋に行きたいと言えば済む話のような気も‥‥)
 いくら考えても答が出なかった。あなたは、
(だめだ。俺ごときの脳みそでいくら考えても、見当がつかん‥‥。よし、さっき思ったとおり、これを考えるのは、当分ナシにしよう。いずれ、なーんだ、ということになるかもしれない。そのとき笑えば、それでいいじゃないか)
と、この疑問を頭から追い払うように努めたのだった。
 と――。
 ちょうどそのとき、店に入っている間にさらに不安定になっていたらしい灰色の空から、急に雨が降り出してきた。
 ぽつ、ぽつぽつぽつ‥‥。
 思いのほかその振りは強くなってゆき、逃げる場所を探すあなたたちは、しかしあっという間に濡れることになった。
 ざーっ。
「うひゃあああ!」
 あちらへこちらへと走り、路地に入ったあなたたちはようやく、閉まっていた雑貨店の軒下に入ることができた。が‥‥。
「ハアハア‥‥‥‥――え?」
 あなたは目を見張った。見張らざるを得なかった。紅香は手が届くほどの近さにいたが、その白いシャツが完全に濡れて、透け透けになっていたのだ。
 驚いている表情のあなたを、紅香はその無垢な瞳で、何ごとかと不思議そうに見つめている。彼女の髪は、濡れたためにぺたっとなり、ボリュームを失っていた。しかし、胸はその逆だった。白シャツはぴったりとその彼女の体に貼りつき、くっきりとボディラインを浮かび上がらせている。そして、たちこめてゆく雨の匂いのなか、主の少女やそれまで見えていたシャツの清楚さには似つかわしくない黒いブラジャーが、包んでいる隆起の豊かなボリュームを、普段よりもいっそう、濡れたシャツの下で淫猥に誇示していたのだった。


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