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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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始まりは優子の部屋の前で-3

自分ではその刺激的な行為を全くやめるつもりはなかったが、拓哉を説得する引き合いに出した。

「そ、それとこれとは…」

「同じよ。あっ、待って。優子ちゃんがオチるみたい。しっ…」

良子が唇に人差し指を当てたので、拓哉は口をつぐんで扉に耳を付けた。

『じゃあ、また明日インしますからエッチなあたしで楽しんでくださいね。…そうなんですよね〜、門限がなかったら、どこかで生で楽しめるんだけど、両親が堅物でごめんなさい』

「うふふ、堅物だって。確かに硬いかな」

良子は扱き続けていた肉棒を見て笑った。

『じゃあ、おやすみなさい』

その言葉を機に優子の声が聞こえなくなった。

「もういいだろ。優子に注意しないんだったら、ここに居ても仕方ない。下に降りて続きをやるぞ」

釈然としないままの拓哉だったが、それでも優子に聞こえないように良子の耳許で囁いた。

「うふふ、もうちょっと待って」

「どうして?帰る途中はあんなに早くやりたがってたのに」

良子は帰宅後にできるように、帰路の途中でスカートを脱いで下半身丸出しで帰ってきたのだ。もちろん下着は早々に脱いでいた。

「いいからいいから。優子ちゃんは寝付きがいいから、そんなに待たないって」

良子は拓哉を宥めて扉に耳を付けた。

しばらくゴソゴソとする気配が続いたが、ベッドの軋む音が一度してから何も聞こえなくなった。

それから1分ほど待ち、良子は扉をそうっと開けて中を覗き込んだ。

(うふふ、ホントに子供の頃からよく眠る子ね。それにエッチな事をするんだったら鍵くらい掛けないと)

良子は忍び足で部屋に入ると、すうすうと寝息を立てる娘を横目に見ながら、さっきまで起動していたノートパソコンを手に持った。

(うふふ、ここにどんなエッチなのが詰まってるのかな?)

期待に胸を膨らませた良子は、外から中の様子を窺っている拓哉に微笑みかけると、そうっと優子の部屋を後にした。

階下に降り、居間のソファーに腰を下ろした良子は、早速ノートパソコンの起動スイッチを押した。

「おいおい、どうするんだ?」

拓哉が慌てて聞いた。

「さっきのチャットのところに入ろうかと思ってね」

「まずいだろ。優子にばれるぞ」

さっきまでの怒りはどこへやら、拓哉は優子に気を使った。

「ばれたらばれたで構わないじゃない」

良子はけろりと返した。

「親子だぞ。普通は構うだろ」

「よく考えてみて。あたし達は今まで隠れてエッチな事ばかりしていたけど、優子ちゃんがエッチな娘だってわかった時点で気兼ねする必要がなくなったのよ」

良子がさも当然と言った。

「こっちが気兼ねしなくても優子が気にするだろ」

「あら?案外似た者親子だって喜ぶかもよ」

そこは女同士、良子はわかり合える予感がした。

そうこうしている内にノートパソコンが立ち上がった。良子は直ぐにブラウザのアイコンをタップしてインターネットを立ち上げた。

「えーと、さすがにお気に入りには入れてないか。じゃあ履歴はと…、うふふ、これね」

良子が履歴のアドレスをタッチすると【痴漢専用車両】の文字とパスワード入力画面が現れた。


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