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リンの未来
【調教 官能小説】

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4.破瓜-1

4.破瓜

 シュゥはリンをベッドに横たえると、いきなりその股間に顔をうずめて来た。
「あは……」
 股間に顔をうずめられる……顔から火が出るほど恥ずかしい、しかしシュゥの舌先にクリトリスを捉えられると体に電気が走ったようになり、思わず声が漏れた。
 シュゥは更に指で膣口を広げるようにしてクリトリスを舐め上げ、舌先で弾く、と、最初は豆粒ほどだったリンのクリトリスは充血して肥大し始める、感度の高さは想像以上のようだ。
 クリニジングスを続けながら指を入れて行く。
 リンは体をよじるようにして逃れようとするが、腰が細い上に力もないので押さえつけるのは容易だ、リンの膣はマヒナのそれに比べても格段に狭い、指一本でも抵抗を感じ、二本なら締め付けられるほどだ、しかし痛がってはいないところを見ると処女膜はそう大きくはなさそうだ。
 この筋でしかない膣口をペニスで押し広げ、狭い膣にねじ込んでいく様を想像すると経験豊富なシュゥでも強い興奮を掻き立てられる。 
 そしてしばらく続けているとリンは身をよじるのをやめた、子供なので元々体温は高いが、更に熱を帯びてきていて呼吸も荒い。
 顔を上げてみると大きな瞳はうつろになり、小ぶりな唇も半ば開きっぱなしになっている。
 愛液はとうにさらさらした感触になっていて尻を伝わって流れ落ちるほどになっている。
(今だな……)
 シュゥは体を起こしてリンの膣口にペニスをあてがった……。


「ぁぎゃぁぁぁぁっ!」
 リンは下腹部に鋭い痛みを感じ夢見心地から現実に引き戻された。
 挿入されたのだと気がつくまでに一瞬の間があったが、視線を落すと紛れもなくペニスが挿入されている、風呂場でそれを見せられた時はとても入らないと思ったがずっぽりと入ってしまっている、シュゥが挿入したのはまだほんの1/3ほど、しかしリンには余裕のかけらもない。
「少し奥まで挿れるぞ」
 リンのショックが落ち着くのを待って、シュゥは更にペニスを埋め込んで来る。
「ぅぐぅぅぅぅぅぅぅ……」
 処女膜を破られた鋭い痛みに続いて、狭い膣の肉を掻き分けられる鈍い痛みが襲ってきた、そして腹に挿入された異物に内臓を圧迫される苦痛……。
「ぃぎぃぃぃぃ……」
 リンは歯を食いしばってその苦痛に耐える……ここに連れて来られて物事が好転して行くように思っていたが、やはり自分はこの男に買われたのだ、自分を好きなように扱う権利は向こうにある、耐えなければならないのだ……それにしても、こんな苦痛を毎日毎日味あわなければならないのか……思わず涙が滲む、痛みだけではない、自分の境遇を嘆く涙でもあった。
 するとシュゥが耳元で囁いた。
「いきなり挿れて済まない、宣言してからだと身体に力が入って余計に痛むからな、直に慣れるが、しばらくは耐えてくれ」
 不意打ちのような挿入だったが、それは自分を気遣ってくれたのだと言う……自分を買ったのは娼婦にするためだったのだろうが、手元に置くことにしたのは性欲を満たすため、それを恨みに思ってはいけないのだ……。
「少し動くぞ」
 シュゥがゆっくりとピストンを始めると、リンは苦痛だけでなく吐き気まで覚えた。
 薄いとは言え処女膜を破られ、膣の肉を掻き分けられ、腹の中を圧迫されながらかき回されているのだ、リンは懸命に耐えた、娼館に出されて性欲を剥き出しにした男の前に放り出されたなら、マヤに聞かされたように滅茶苦茶にピストンされていたかもしれない、それよりはずっとマシなはずだと自分に言い聞かせながら。
 すると、不意に腹の中に熱いものが迸り、ピストンが止んだ。
 見ればシュゥが背中を逸らすようにして自分に腰を押し付け、天を仰ぐようにしている、そして10秒ほどそのままの姿勢を保った後、肘で自分の体重を支えながらリンに覆いかぶさり、背中に腕を廻して来た、リンも思わすその背中に腕を廻した。
「素晴らしかったぞ……リン、お前は私だけのものだ」
 その言葉を聴いてリンはちょっと不思議な気持ちになっていた、自分はただ横たわって苦痛と吐き気に耐えていただけ、しかし、それなのにシュゥは自分を賞賛し、自分だけのものにすると宣言してくれた……。
 信頼していた母には売られた……だが、自分を買ったこの男は気に入ったと言ってくれている……現時点でどちらに信頼が置けるのかは言うまでもない。
 まだ挿入されたままの腹は苦しい、痛みが去ったわけでもない、それでもリンは穏やかな気持に包まれた……。


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