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痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第4話 茶髪女子高生への過剰サービス-2

「そっちの弁当とビール、頼む。」
 涌井達から少し離れたところにいた、サラリーマン風の男が陽子にそう告げた。
 弁当とビールを渡し、代金を受け取った後、陽子はまたワゴンを押して歩き出す。
「お弁当におつまみ、おやつにドリンクなどはいかがですか?」
 落ち着いていて、良く通る声色。すっくと伸びた背筋。自信と包容力に満ちた目の配り。車内販売員特有の色香を振り撒きながら、陽子はワゴンを押して歩いて来る。ガタゴトと音を立てて走る列車は、時折横方向の鋭い揺れを伴うが、陽子は微塵もよろめく事無く、慣れた足取りで歩いて来る。車内販売員としてのキャリアを感じさせる身のこなしだった。
 こちら向きで、まだ尻は見えないが、そこにはタイトスカートがぴったりと張り付いていて、歩を進めるたびに左右の肉塊が、スカートの布地を交互に、パンッ、と突っ張っていることだろう。尻の割れ目付近に刻まれた縦皺《たてじわ》が、歩くたびに左右に傾いたりもしているだろう。そんな女性車内販売員の尻を眺める事を、列車の旅の最大の楽しみに感じている男共も、決して少数では無いはずだ。
 淡いベージュ色の添乗員用の制服に身を包み、清楚で生真面目なキャリアウーマンを装っているが、涌井にはエロスの塊としか思えない陽子が、彼等の目の前にまでやって来た。
「注文があるんだが。」
 涌井が声を掛け、陽子は立ち止まり、穏やかで気品のある、添乗員特有の笑顔を見せて来た。
「はい、何でしょう。」
「1号車のCの1と2、Dの4に座ってる女子高生と、3号車のFの4の女子大生、5号車のIの1のOLを、ヤりたいんだが。」
「かしこまりました。1号車Cの1、2、Dの4、3号車Fの4、5号車、Iの1でございますね。早速《さっそく》陥落させて、存分にご賞味いただける状態に手配いたします。少々お待ちください。それまでの間、つなぎとして、当列車の添乗員をご賞味なさいませんか?」
 落ち着いた、清潔感のある話し方で、とんでもない内容の言葉を口走る陽子だ。
「おう、お前の後輩を、既に陥落させてあるのだったな?」
「はい。27歳のスレンダー系と24歳の中肉中背を、ご用意してございます。」
「そうか。2人から選べるのか。つなぎにしては出来過ぎだな。」
「恐れ入ります。27の方は美形で、24歳の娘《こ》は愛嬌のある顔立ちをしています。どちらも、存分にお愉しみ頂けると存じます。」
 両方欲しいとの注文を告げられ、陽子は快諾の言葉を残して、ワゴンを押しながら歩き去って行った。
「お弁当におつまみ、おやつにドリンク等はいかがですか?」
と、売り文句を繰り返しながら遠ざかって行く。タイトスカートが張り付いた尻を、右に左に振り振りしながら。
 それからほどなくして、別の女性添乗員が姿を見せた。ワゴンを2台押しているが、売り文句は口にせず、足早に真っ直ぐ涌井達の所にやって来た。
 そして、ワゴンを他の乗客の視線を遮蔽するような巧みな位置に配し、涌井に面と向かった。細く括《くび》れた腰から、すらりと長い足が下方へと伸びているのが、タイトスカートに浮かぶシルエットで分かる。スレンダー系の27歳に違いない。
「失礼いたします。お客様への、カラダでの奉仕を仰せつかってまいりました。満足頂けるか不安ですが、ご存分にお愉しみ下さい。御所望のプレイなどございましたら、お気軽にお申し付け頂きたいと存じます。」
 赤らんだ頬と潤んだ瞳に、恥じらいと戸惑いの色を滲ませながら、しかしその女は、添乗員特有の落ち着いた声色を崩すことなく、はきはきとした滑舌でそう言ってのけた。
「おぉ、良い女だな。美形だ。お前も、陽子にレズレイプで陥とされたのか?名前は?」
「美沙《みさ》と申します。先輩のレズクンニがあまりにも気持ち良くて、奴隷にさせて頂きました。その先輩から、皆様に、散々に廻されて来るように仰せつかりましたので、お客様方、是非、よろしくお願い致します。」
 そこへまた1人、女性添乗員がやって来る。ワゴンと座席の隙間をすり抜けて、美沙の隣に並んだ。
「おお、そっちは24歳の方だな。確かに可愛らしい愛嬌のある顔をしているじゃないか。」
「こちらは華乃《かの》と申します。当社添乗員では最年少でございます。若い身体を、どうぞ心行くまでご賞味下さい。」
「あ・・、華乃です。先輩みたいに括《くび》れた腰はしておりませんが、一生懸命ご奉仕させて頂きます。よろしくお願い致します。」
 先輩よりはやや落ち着きを欠く、たどたどしい言葉遣いながら、ハキハキとした発声でそう告げ、ぺこりと頭を下げた。
「あ、それから」
 華乃は、小脇に抱えていたタブレット端末を差し出しながら言った。「只今より、女子高生3人組の攻略に取り掛かりますが、その模様はこの端末でご覧頂けます。」
 タブレット端末を受け取った辰己が、涌井にも見えるよう、それを眼前にかざした。
 座席の上の荷物置き場辺りから、女子高生達を覗き見たような画像が、タブレット端末には映し出されていた。彼女達の席の、通路を挟んだ向かい側にある棚の上の荷物に、隠しカメラを仕込み、女子高生3人組を斜め上から捕えている。窓外を飛び過ぎて行く景色も映り込んでいて、旅情を誘うものがあった。
 列車がスタートした直後は、ビルの立ち並ぶ街の風景が車窓を飾ったが、今では早《はや》、田園風景に取って代わられている。近くでは木々が風のごとくに、遠くでは青々とした稲穂の海がゆったりと、窓外をスクロールしている。これから展開する凌辱に、独特の味わいを与えてくれるものとなるだろう。
 女子高生3人の座席の近くには、車内販売用のワゴンが置かれていて、他の客の視界を遮っているようだ。
 タブレット端末には、画面を切り替えるアイコンがあるので押してみると、今度は近くて低い位置から、女子高生の1人を捕える映像が映った。ワゴンにも隠しカメラが仕掛けてあるらしい。


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