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「悪魔の少年」
【ショタ 官能小説】

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㉑麻紀子必死-3

部屋をノックする。開くなり引っ張り込まれあっという間に全裸に剥かれる。
ハァハァと激しい呼吸音をたてながら抱き合ったままベッドルームへ進む。
勿論健一の出っ張りはしっかりと握られている。
ベッド脇で着ていたモスグリーンのワンピースをするりと脱いだ。
伸縮性に富み胸も背中も大きくカットされている為脱ぐのは簡単だ。
見事なヌードがベッドルームの間接照明に照らされる。
モデルのような綺麗な身体ではないが男好きのする厭らしい身体だ。
モデルには無い豊満でセクシーな下半身だ。その下半身を今からこじ開けるのかと思うと逸物はさらに充血した。
当然フェラから69へ移行する積りだったが麻紀子がそれを許しては呉れなかった。
待ち切れなかったのだろう前戯も何もなしにいきなり馬乗りになった。
ペニスを飲み込むように覆いかぶさって来たのだ。少しきつかったが根元まで飲み込み激しく揺さぶる。
あっという間に上り詰め腰の動きはローリングに切り替わる。
ペニスを食い千切らんばかりの激しい動きだ。完全勃起の剛直でこの攻めに耐える。
「ああ〜私もう〜ああ〜」「俺もだもう駄目だ〜出る〜出る〜」「駄目よ。中は駄目よ。嫌〜嫌〜」
と叫びながらも健一の腰を引き付けローリングは止まらない。
そしてついに歓喜の泣き声と共に健一の胸に突っ伏した。健一も「出る〜うお〜」上向きに思い切り吐き出した。
膣の痙攣と勃起の律動がピッタリとシンクロし得も言われぬ気持ち良さを味わう二人であった。
この体勢が30分も続いただろうか。麻紀子はのろのろと上体を起こした。
健一の萎えた物が抜け落ちザーメンが逆流し陰毛に水溜まりを作っている。
「凄かったわね。」つぶやきながらティッシュに手を伸ばす。
「大量だったからティッシュじゃ追いつかないよ。シャワーを浴びて来るよ。麻紀子本当に気持ち良かったよ。」
健一と入れ違いにバスルームに入る時チラッと一瞥した。さっきまでの子ネズミが再び昇り龍に変身している。
(すごい子)と内心思ったがそ知らぬ振りをしてゆっくりとシャワーを使う。
先ほどあれだけの絶頂に達しながらもう次を期待している自分の淫乱さをまた思い知る事になった。
(この子とは離れられないのかもしれない。)何となくそんな気がした。
バスルームから出る時には第二ラウンドに期待し完璧に発情した一匹のメス猫に変身していた。
全身が性感帯になり乳首への愛撫だけで一気に8合目あたりまで昇りつめた。
しかし一度射精した健一は今は自分の快感を捨てていた。
そして残り僅かな頂上までを登るのに1時間以上の時間を掛け焦らし続けたのである。
そして麻紀子が昇りつめ究極の快感を享受しようとした瞬間ゆっくりと凶器を引き抜き指で逝かせたのだ。
確かに快感は得た。しかしその快感はさらなる大きな快感を求めて気持ちは欲求不満に陥る。
数年のセックスレスには耐えた麻紀子であったが絶頂を与えられながらのこの欲求不満には到底耐えることは出来なかった。
そしてついに懇願の言葉を吐く。命令された卑猥な言葉も口にした。だが健一の責めは続く。
健一にとってこのソフトなアクメは最後に与える絶頂の調味料でしかない。
ただ女が一瞬でも冷めるとせっかく時間を掛けて積み上げてきた高揚感が一気に冷え切りその気を失う。
健一も何度も失敗した。一度冷めるとそれ以後の努力はすべて無駄になるのだ。
達して8合目まで下がった欲望を石垣を積み上げる様に少しづつ持ち上げていくのだ。
その石が一つでも崩れたら石垣はすべて崩れてしまうのだ。
待たされて待たされて最後に与えられた究極の快感に麻紀子の肉体はとろけ記憶は飛んでしまった。
健一は会心の微笑を浮かべながらシャワーを浴び帰り支度を済ませた時には午前6時に達していた。
「私まだ起きれない。」「ゆっくり寝たらいいよ。3つ目のパスワードは8だ。」と言い残してホテルを出た。


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