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マドンナ・恥辱の再会
【鬼畜 官能小説】

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サバイバルゲーム5-2

 全裸ヨチヨチ歩きは続いていた。女の一番敏感なところに刺さった毒針毛は、簡単には抜けない。想像を絶する痒みに、髪を振り乱して悶絶する。
 恥毛が引きちぎられる痛みも、痒みと同等に凄惨だ。なししろ数本同時にむしり取られるのだ。
「うぎぃ、い、痛いぃ!」
「ひいっ、かっ痒いいっ!」
「痛いのか痒いのかどっちなんだ!はっきりしろ!」
交互に発せられるそれらの言葉に、男たちは笑い転げていた。

 痛みと痒み。さらに容赦なく打ちつけられるムチ。それにクリトリスを刺激される快感。それらが相まって狂わんばかりに身悶え、のたうち回り、腰を振りたてた。
「も、もう許してぇッ!許して下さいッ!だめぇ、止めてぇッ!止めて下さいッ!」
髪を振り乱し、悲鳴とも泣き声ともつかぬ声を発しながら身を捩り、のけぞる美貌の人妻を眺めまわす男たち。その様はまさしく地獄絵図だ。
 拷問美・・・今の暁子を一言で表すとしたら、これほどの表現はない。

 コブ綱渡りは終わった。痛みからは解放されたが、痒みは相変わらずだ。後手縛りも解かれない。
「薬を塗ってやれ。あまりにも可愛そうじゃ」
この責めにも飽きたのか、それとも不憫に思ったのか組長は剛田に軟膏を手渡した。
 暁子は白木のテーブルに尻を着いた状態で、大股開きを晒していた。M字開脚だ。
「剛田さん、早く、早く薬を塗ってください!」
切なげな表情を男に向けた。
「うん。どこに塗ってほしいんだ?」
意地悪く問い、軟膏を指の腹に絞り出した。
「あ、あのう・・陰部に・・・」
「インブ?どこのことだ?」
「そ、そのう・・・性器のことです」
「セイキ?ますます解らん」
剛田が面白がって言った。いまだ女としての羞恥心を捨てない暁子をいたぶることが、愉快でたまらない。
「そ、そんな・・・。意地悪なさらずに、お願いですから」
蒼ざめた顔に脂汗を光らせ、切羽詰まった声を震わせた。
「ようするにオマンコだろ!」
「あ、はい、そうです・・・」
 言語に絶する痛痒さに耐えながらも恥じらいを忘れない人妻に対して、剛田の言葉責めは続いた。
「一度に塗る量は限られてるんだ。まずどこからだ?」
「そ、それでは陰毛の生えてる部分からお願いします」
「インモウなんて英語で言われてもわかんねえよ。何しろオレは高校中退だからな」
ニタニタと下卑た薄笑いを浮かべながら、暁子の表情をうかがう。
「そ、その下の方に生えてる毛のことです。ご存知のくせに・・・」
 よく痛みには耐えられても、痒みは我慢できないといわれる。暁子も例外ではない。だが元クラスメートに弱みは見せまいと、必死に耐えていた。
「おお、こんなところに草叢があったか」
初めて発見したように、大げさに驚いてみせた。
 気品ある女は陰毛までもが上品だ。細くしなやかで、それでいて黒々と光沢を放っているそれに、気高い品位を感じる。
「これはマン毛というんだ」
感心したように縮れ毛をさすりながら、剛田が言う。
「そ、そうなんですか・・・」
暁子にとってはどうでもいいことだ。だが剛田の機嫌を損ねまいと、その隠語を口にした。
「マ、マン毛に薬を、早くぅ・・・お願い・・・剛田さんッ!」
 ようやく男は指の腹に付いた軟膏を恥丘に擦り付けた。ゆっくりと円を描くように塗り込みながら、指の感触を楽しむ。ぷっくりとした肉感と、ザラザラとした恥毛のタッチがなんとも心地よい。
 暁子も安堵の表情を浮かべていた。即効性があるのか、効果はすぐに現れた。メントールの爽快感も快い。
 だが肝心の肉溝の処方はまだだ。
「次はどこだ?」
剛田はニタニタと色欲的笑みをこぼし、M字に大きく広げられた暁子の太股ごしに美貌を見上げた。
「そ、その下の部分にもお願いします」
忘れていた痛痒感がまた襲ってきた。
「下ってどこのことだ。もっと具体的に言ってみろ!」
「あ、はい。大陰唇にお薬を・・・お願いします」
腰をもじつかせながら哀願した。
「ダイインシンだあぁーあ?」
男が素っ頓狂な声を上げた。
(この女、少しからかってやるか)
悪戯を思いついた剛田はサディスティックな目を光らせた。
「ドイツ語だかフランス語だか知らねえが、オレが教養がないと思って馬鹿にしてんのか!えぇ、どうなんだ!」
地下室に響き渡る大声でがなり立てた。
「い、いえ、そんな訳では。ご、ごめんなさい。剛田さん」
それは日本語です、なんていったらますます男の怒りを買いそうだ。ここは丁寧に詫びるしかなかった。
「で、どうなんだ。オレにも解るように説明してみろ!」
「は、はい、あ、あのぅ・・・そ、その・・・」
なんと説明していいか分からない。必死に言葉を探していた。
「太ももの付け根のところに縦長の唇みたいなのがあるはずなんですけど・・・」
「こんなところに唇があるのか?」
真面目な顔をして覗き込んだ。
「もしかしてここのことか?」
確かに唇のようだ。プックリとしたその肉をツンツンと突っついてみせた。
「そ、そうです、そこのことです。そこにお薬を・・・。早くぅ・・・頂けますか?」
切羽詰まった切ない表情を向けた。だが
「やだね」
冷たく言い放ち、暁子を見上げた。
「オレを馬鹿にした罰だ。薬はやんねえ」
暁子の上品な顔がみるみる歪んでいく。
「そ、そんな・・・。これだけ虐めれば十分でしょう。惨すぎます」
 今まで耐えてきた痒みが一気に爆発した。気も狂わんばかりに腰を振り立て、泣き叫ぶ。
「アッハハハッ、冗談だよ。今楽にしてやる」
唇にルージュを引くように、プックリとした縦長の唇にも軟膏が塗り込まれた。






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