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たらし込み
【その他 官能小説】

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たらし込み-8

(8)


 私の言葉の意味は当然理解したのだろう、太ももに手を添えると義伯父はゆっくり仰向けになった。

 ペニスは寝そべっている。やや開いた脚のあいだに『袋の布団』の上に横たわっていた。
間近で見るとやはり亀頭は大きい。
 柔らかい幹を掴み、義伯父とはあえて目を合わさず先端を口に含んだ。特大のイチゴを頬張った感じだった。
 エラを舌でなぞり、しゃぶった。張り具合と滑らかさが何とも心地いい。
(すごい……)
思った時、ペニスが動いた。
(う……)
むくむくと硬くなってきたのである。

 口の中で膨れていく。たちまち硬くなった。
「うぐ……」
苦しくなって外してみて、その逞しさに驚いた。網羅された血管は瘤のように浮き上がり、反り立った先端は今は盛りのマツタケである。
 義伯父が私を見つめていた。
「奈緒ちゃんのおかげだよ」
握った掌にズキズキと脈動が伝わってくる。50歳とは思えない雄々しさに、私はしばし見とれて、たまらず咥えて動いた。

 口いっぱいに硬い肉。
(義伯父さんの……)
私の魅力でこうなった。頬張りながら気が遠くなるほど昂奮した。

 気が付くと上半身を起こした義伯父さんが私の髪を撫でていた。
口を離すと唾液が糸を引いて垂れた。
「おいで」
脇に手を入れた義伯父に抱かれ、胡坐をかいた上に跨った。上を向いたペニスが下腹部にくっついている。腰を上げ、義伯父が手を添えて、
(ああ、当たってる……)
腰を沈めると、目いっぱい膣口が開く感覚。
「うう!」
その衝撃に思わず腰を浮かせたが、義伯父に抱えられて結合した。
「ああ!あ!……」
胎内に響きほどの感覚があった。

「義伯父さん……」
力が抜けていく。……
「奈緒ちゃん……。いいよ、すごくいい」
ペニスの形が分かるほど私の中に漲っている。

 義伯父さんは動かない。だが納まっているだけで感じた。それにペニス自体にときおり微妙な蠢きがあって、それがじりじりと快感を高めていく。

 キスを繰り返した。私から求めたものだ。
「義伯父さん……。私、魅力的?」
「うん。魅力的だ。想像した通り、すべてが魅力的だ」
「そんな……」
義伯父の手が私の背中を這うように摩ってくる。さらに右手が尻を撫で、滑るように谷間の蕾に触れた。
「あう……」
もう我慢できなかった。私は義伯父の首に手を回して上下に動いた。
(硬い、すごい、感じる!)
「義伯父さん、義伯父さん」
「奈緒ちゃん、奈緒ちゃん、好きだよ、好きだよ」
乳首を摘ままれて私は声を上げた。
「いやあ!いっちゃう!イクウゥ!」
どうにもならない痙攣に襲われた。抱える義伯父の腕に力がこもったことを憶えている。

 余韻が治まって、まだ同じ体勢であることを知った。ペニスはまだ漲ったまま納まっていたのである。

「義伯父さん……おかしくなっちゃう……」
「すてきだよ……奈緒……」
『奈緒』と言った言葉に体が反応した。奥底から何かが感じたのだった。

「奈緒」
「はい……」
「君をずっと見てきた。赤ちゃんの頃からだ。会うたびに成長していく。可愛い姪だった」
義伯父は私を支えながら、
「ちょっと一服する」
仰向けになった。結合したまま私は上になって跨っている。突き上げたペニスをまともに実感して突きさされた感じだった。

「高校生の頃、君に恋した。初々しい若い体に密かに恋したんだ。それは僕の心の中のこと。想いが熱くなったのは君が大学に入った頃……肌に艶が滲むようになった。男を知ったのだと思った。そうだね?」
膣が無意識に締まった。

「内心嫉妬したよ。でも、道ならぬ想い……」
義伯父の手が伸びてきて乳房を優しく掴んだ。
「会うたびに女になっていく君。……君を見ることが楽しみになっていった……」
私はゆっくり腰を動かし始めていた。

「この間の起業の話……そして、君の誘い……。欲しくなった……奈緒を欲しくなった。自分のものにしたいと思うようになったんだ」
私の動きに合わせて突き上げてきた。
「奈緒。君をものにすると決めたんだ」
義伯父が私を引き寄せて猛然と突き立ててきた。
「ああ!感じる!」
貫く勢いであった。
「あうう!だめ!義伯父さん!」
これまでの義伯父からは想像できない凄まじさだった。
「いっちゃう!」
私は義伯父にしがみついて全身を震わせた。

 朦朧とする中で義伯父の言葉が耳元で囁く。
「今度の週末、温泉に行かないか?一泊で」
(週末……伸介……)
「どう?奈緒」
「週末……」
「そう、2人で過ごすんだ」
伸介の顔が過りながらも、私は頷いていた。
「義伯父さんと、過ごしたい……」

 義伯父の抱擁は熱く、ペニスは引き続き私を攻め立てている。頂に向かう予兆が生まれていた。
「奈緒」
「はい……」
「うちの会社に来ないか?僕の秘書にならないか?」
義伯父は私の耳に囁き、耳たぶを舐めた。
「そばにいてほしいんだ」
私は言葉も出ず、力の抜けた腰を振って意志を伝えていた。

 


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