投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 726 特命捜査対策室長 上原若菜 728 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

警視総監・上原若菜-7

もっと話したい事はあった。しかしそれを全て口にしてしまうと世間に同情を買っているかのようで嫌だった若菜はある意味自分の信念のみを要点を絞って会見に臨んだのであった。

ネットではすぐに若菜の進退について盛り上がりを見せる。

『彼女しかいないっしょ!』
『上原若菜が辞任したら、一体誰がやるんだ?みんな役不足だろ。』
『上原若菜以外に今の日本の警察を立ち直らせられる奴はいない。』
『彼女なら日本からレイプ犯罪を撲滅してくれそう。』

そんな好意的な意見が多数であった。が、批判的な意見も少数ながらある。
『殺人で服役した人間が警視総監ってどうなの?』
『キレイごと言ってても身内を庇う体質は変わらないよ。』
『給料いっぱい貰えるから辞めたくないんじゃないのか?』
などなど、厳しい意見もあった。

そして当然こんな書き込みも。
『いつもお世話になってますよ!毎晩彼女でシコッてます。』
『警視総監なんて辞めてAV出て欲しい!』
『一回でいいからヤリてぇ〜!』
『激しいんだろうなぁ、夜!』
色気ムンムンの超S級美女の若菜をそう言う目で見る男は多い。若菜はオナニーのズリネタオカズにしているランキングで2年連続の1位を記録していた。子供を産んでますます色気が出たと評判だ。AV出演を望む男性は多かった。

「ったく、男って何でこうなんだろ…。」
卑猥な書き込みを見たマギーが溜息をついてチラッと若菜を見た。いつもなら話に乗ってくる話題なのだが、今は何の反応も見せなかった。ネットでの意見をじっと見つめていた。しばらく読んでいた後、ふと若菜がマギーに聞いた。

「どうだろう、世間は…」
珍しく弱気な若菜。そんな若菜に慣れていないマギーは戸惑う。
「上原さんが適任ですよ、どう考えても。」
「そうかなぁ…。う〜ん…。」
若菜は顔を覆って俯いてしまった。ここぞとばかりにいつもの仕返しをしてやろうかとも思ったが思い留まったのは、その仕返しが怖いからではなく、若菜の心情を察したからであった。

それから2日後、若菜の進退について、異例の人物から異例の言葉が発表された。
「私は上原若菜さんがこの日本を明るく幸せな犯罪のない国へと導いてくれる事を信じて疑いません。近年、女性は社会進出にも積極的で日本の社会を動かす力を持つ方達もたくさんいます。上原さんはまさにその象徴です。私は警視総監のみならず近い将来、総理大臣としてこの日本を引っ張って行ってくれる事を期待してます。」

若菜はその発言をした人物を驚きの表情で見つめていた。


特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 726 特命捜査対策室長 上原若菜 728 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前