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永遠の番い
【ファンタジー 官能小説】

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つがい-4


「悟は、吸血鬼、なの?」

私の生き血を、なんだっけ?

「それは君たち人間が作り出した寝物語だろう?」

わが身に移しって、なに?

「俺たちはその血をほんの少し契の証としていただくだけだ」
「ちぎりのあかし?」

「そうだ。血を食事とはしない。銀の十字架も問題はない」
「そうなの?」

「いや、弱い一族もいるのかもな。俺たちが違うというだけかもしれない。
とにかく、俺たち一族も人間とは異なる生き物」
「・・・」

「俺たちは花嫁となる娘からほんの少しの血をいただいて、俺はその娘の身に子を宿す」
「それで?」

「それで永遠の番いになる。俺たちはその花嫁を残りの全ての時間をかけて愛し続ける」

とわの、つがい―――

「残りの全ての時間をかけて・・・」
「そうだ。だが俺にはもう時間がない。
美香の残りの人生を共に過ごせない。
契りを交わす前なら、花嫁として迎える前なら・・・美香を逃がしてやれる」

「・・・・」

「さようなら。楽しい3年間だったよ」

悟は私をそっと離した。




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