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永遠の番い
【ファンタジー 官能小説】

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とわの-1


初めて本気で好きになった男だったのに

「今日で終わりにしよう」

そんな言葉をあっさり言われた。

えっと・・・
何でこんな話になったんだっけ?

悟とは3年も付き合った。
このまま結婚すると思った。
悟だって!悟だって本気だと思ってた。

いつも通りの日曜日を過ごした夜。
いつも通り私の部屋でご飯を食べて
いつも通り終電で悟が帰ろうとした時
悟が前触れもなく「今日で終わりにしよう」とつぶやいた。

「なんで!」

カッとなった気持ちを抑える事が出来なくて
この男を好きだと改めて認識する。

「私の、私のどこがいけないの?
こんなに付き合ったのに。こんなに好きなのに!
何で別れようなんて言うの?」

遊びだったの?
誰か本気の相手が他にいるの?

次から次へと浮かぶ疑問は、私を苦しめて私を興奮させる。

「何か言ってよ!」

困ったような顔をして
昨日まで好きだと言ってくれたその唇が少しゆがんだ。




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