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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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朝食-6

ちづるは黙って
タクミを見つめる。

タクミは、目の前のテレビを
観ている。


「、、、タクミ君 」


静かに呟いた後、
ちづるはタクミの隣に座る。


「 タクミ君 」


「、、、、、、何? 」


タクミが横目にちづるを見る。
明らかに不機嫌な態度と声のタクミに
ちづるは少し動揺する。


「怒った?」


「、、、、、なんで? 」



「 ぇ?   、、、 」


  なんで、 って 


    、、、、なんでだっけ 


       ぁ、。 


  そうだ たぶん 

「私が、、、自分の事を撮ったと
       思ったから   」


「 いや、思ったんでしょ? 」


「、 、 、、、思った かも 」


「、 、 、 、、、。」



「 、、、それで、 ぁの  」


「ん?」


「どっち、、なの?
   撮ったのは  、 、、」



「、 、、、当ててよ。 」


「、 、 、 、、 」


「ちづちゃんは、もう、、、。
 そういうの見抜けると思うよ?」


「、 、 、、、 、 」



「、 、、、早く。答えて。」



「 、 、 〜っ  、 ん。
 タクミ君は  、 、、
  最初は、鳥を撮ってて  」




「、 、、、うん。」



「その後、、、私が、、、
  変な寝かた、、 声とか
       気になった。

  だから、、少しだけ、、、
    私の事も撮った。  」



「、 、 、 、、、、。」



       なんか、やっぱり

  甘いんだよな 考え方が

     


 ホントに 殴りたくなるくらい

   ムカつくのは
      なんなんだろう



「タクミ君? 、、、どう?」


「、 、、、、。 」


「当たった? 」



「、 、 、、、っ はーーー。
  まぁ、、、うん。
  そんなとこ、かなぁ〜  」


「、 、、 そっ か 

    、 、 、、、 」



「、、、消してほしい? 」



「 !  、 、 、、 
  
  んーーーーと
      、 、 、 、、

   なんか 、、難しいかも 」



「 、、、何が? 」


「その、、質問  、、ふふ
  なんか ん、、
 少し、、嬉しいような
        気もするから。」


「、、、ふーーーーん。
   まぁ、、
 消してって言われても
   消す気はないけどね 」



「 そうなんだ、、、。」


「、、まぁ、俺的には
    材料? みたいな 」


「 ?  」


「結婚してくれなかったら。
 この動画、ネットに流すからね?」


「、!  、 、、、」


「、  、 、、、マジで 」


「、 、 、、。
 タクミ君が、
  結婚やめたくなったら?」


「、 、 、 、 、、。」


「その場合なら、、、
 消してくれるんでしょ? それ」


「、、まぁ、、 うん。 
  ないと思うけどね、それ。」


「ふふっ 
  先の事なんて、、
    誰にも分かんないよ。」


「、 、 、 、、。 」


「、、、でも、 だから 
   うん。 ありがとうね。 」


「 、、、何が? 」


「日々の、、気持ち、、かな。」


「、 、 、 、、。」


「 ふふっ 
   、 、、なんか
 改めて言うと、、、
     恥ずかしいね。 」


「、 、 、 、、。」


「今日は、
 出るのは10時ぐらい?」


「、 、、うん。」


「じゃあ、後ちょっと
    のんびりできるね。」


「うん。 、 、、、、 」


「 !  、 、、  ぁ 」



タクミが
ちづるの腕を引っ張った。

ちづるを抱き寄せると
ソファーの上で
2人の身体は横に寝そべる。


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