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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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上達-1

タクミが
ソファーの上で仰向けになり、
ちづるはタクミの身体の上に
乗っている体勢になる。

ちづるはしばらく、
自分の頬をタクミの胸に
当てていた。

トクン、トクンと
温かい身体からは
心臓の音が聞こえてくる。

その音を聞いていると、
それだけで安心感に包まれて
眠ってしまいそうになる。

しばらくしてから
ちづるは呟く。


「何か、、してほしい事、、、
        ある?  」



「 え?  、 、、 」



「私、、いつも、、、。
してもらってばっかりだから、、。
  何か、、、あったら
  タクミ君に何かしてあげたい。」



「、 、 、、。
   じゃ〜〜 ぁ 〜〜

   くちで、、 して? 」



「 ! 、 、、うん。 」



ちづるは
モソモソと動きタクミの
ズボンを脱がそうとする。

タクミも、
それを手伝うように腰を浮かせて
ズボンを脱ぐ。

ちづるがタクミのトランクスに
手をかけて、脱がそうとするが
その動きに一瞬ためらいがあった。

目の動きで動揺している事が分かる。

慣れない手つきに
タクミはふっと笑って
自分でトランクスをずり下げる。

タクミは半分、勃起していた。

ソファーで横になっている
タクミに対し、
ちづるは床に膝で立ち
フェラを始める。

外からは
スズメの鳴き声が聴こえる。

タクミはぼんやりと
ちづるを眺める。


ちづるの暖かい口内が
気持ちいい。

一生懸命
頭を動かしているちづるが
愛しい。


「 〜っ  んっ   っ  
    〜っ  っ    」



「 っ、はーーー
   ぁ″ーー 気持ちぃ、、 
      、 、、 、。 」



しばらくフェラを続けていると
ちづる唾液が溜まってきて、
じゅるっとなめ回して吸うように
タクミのものを吸い上げる。

タクミの眉間に皺がよる。


「 っ、はぁ、、 やべ  」



「〜っ  、、 っ   」



「 っ、はぁっ、 、 っ  」




      ぁーーー、、、、


   このまま やってたら


        出そう 



     、 、 、、、。 


       ん ?

  
  なんか フェラ 、、、 


    上手くなってる、、? 


     、 、 、、。


       
        なんでだ? 
   


    ぁ″ーーー、、、 


       
   


「 〜っ 、、ぁーー 
 ちづちゃん、、 もう 
  いいよ、、 エッチ  」


「 〜っ  っ、、  〜っ」



「 ちょっ、、 ほら、、
 っ はーーー、、、 っ  
  いったん、、ストップ、、 」



「〜っ  、 、 〜っ   」



「ちづちゃん、、、 〜っ 」



「 ん、  〜っ  
   ん、出して   〜っ  」



「 !  、 、
  ぇーー? 
    〜っ  ぅ  でも
  っ はーーー、、、 
       いいの?   」



「〜っ  ん   〜っ  、、」





「 っ、はーーー、、、
  はぁっ、、   
     ぁ、、 出る 〜っ! 」





ちづるは
もう1度タクミのものを
吸い上げた。

タクミはその後、すぐにイった。

ちづるは口に出された物を
思わず飲み込む。

飲み込んだ後に少しだけ
咳き込んだ。

タクミは、
行為が終わるとトランクスと
ズボンを履きながら
ちづるに「おいで」と言い
元の体勢に戻る。

再び自分の胸の上に乗ったちづるに
タクミが言う。

「本当にイっちゃったじゃーん」


「、、うん。」


「エッチ。
 しなくて良かったの?」


「、、、うん、 タクミ君 」


「ん?」


「、、気持ち良かった?」


「 、、、うん。」



「そっか。、、じゃあ、、、
     良かった   」



「、 、 、、、、。 」



タクミがちづるを見る。
その顔は本当に嬉しそうだ。

胸の奥がザワつく。

自分が何に焦燥しているのか
分からない。


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