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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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朝食-2

タクミはコーヒーをすする。
朝食の支度をしている
ちづるに話しかける。

「 ねぇ、、 なんか、
    さっきさぁ。 」


「 ん?」


「 なんか、、
   変な夢みてたの? 」


「 ぇ? 、、なんで?」


「 んーーー、、、なんとなく。」


「どう、、、だったかなぁ。」



    う、。


    なんか 嫌だな 


  私 寝てて 変だったのかな 


    、 、 、、。
 
    話題 変えちゃお


「タクミ君。
 今日も目玉焼きで大丈夫? 」


「 うん。」


「じゃあ、、焼くね。
  私は卵焼きにしよっかな〜。」



ちづるはそう言いながら作業をする。
無意識に、目玉焼きと卵焼きの
両方を作る事により、朝食の
作業時間を増やそうとした。

朝食の準備が整うと、
いつものように「いただきます。」
と言い、2人は食べ始める。

ちづるの小さな努力を
無視するかのように
タクミが話し出す。


「クビになる夢見た?」


「 ぇ? 、、、ううん、 ?」


「なんか悲しそうな顔して
  解雇、って呟いてたよ? 」



「 ぇっ?  、 、、 ? 」


    かいこ?  


         ?  


   ? 



「ちづちゃん、
寝言とか言う人なんだね〜。
 でもなんで解雇っつったんだろ 」 



「 ?   、、、悲しそうな?

  、 、、ぁ。 それ介護 」



「介護?」



「 んーー、、、。
  まぁ、いいじゃん、何でも」



「気になる〜〜
   教えてよ。」



「 、 、、。そういえば
  こないだテレビで  」
「ねぇ。 教えてってば。」

「ちょっ、、違うの、あの聞いて?」


「、、、何?」


「、、こないだね?
テレビで誰か言ってたよ?
 夢の話をする人、嫌い〜〜
      みたいな?   」


「、、、ふーーん。 で? 」


「だから、 、、うん、そう
   そうなんだよ。
 夢の話なんて、
     人は興味ないし 」
「俺は、知りたいの。
  早く話してよ。 
 なんで介護って言葉から
 エロい話になったのか気になる。」

「!? 、 、、
  私、そんな夢、見たなんて
     言ってないよ?  」

「っはーー、、。
 あのねぇ、言ってなくても
 寝ながら腰振って
  変な声だしてたよ?
 夢でイって、おしっこちびった
 なんて、言わなくても分かるし 」


「!!   、 、 、 、。」 




          
           バレてた 



     、 、 、、、。 




「隠せるって思っちゃえる方が
       不思議だよ。 」




タクミは、
少し呆れた顔をしながら話している。
ちづるは、
タクミが何もかもお見通しな事に
言葉をなくした。

タクミの目が
早く夢の内容を言え、と
言っているようだった。

ちづるは暫く考えた後に
ようやく観念して
夢の話をポツリ、ポツリと
話し始めた。


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