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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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再びの夏-2

朝食を取りながら、
タクミはまだ
スマホの画面を見て操作をしている。

外からはセミの声が聞こえてくる。

2人はしばらく黙っていたが、
ちづるが食パンを食べながら
話す。

「今日も暑そ〜 」


「、 、、 、」


「、、、。 」


タクミはスマホの操作に
夢中な様子で、画面を見て
食パンを食べながらふっと笑った。

また、しばらく沈黙の時間が流れる。


食事を取る早さに差が出て
ちづるはもうスープを食べ終わり
かけている。

ちづるが言う。

「、、スープぅ〜〜 
    冷めちゃうよ? 」


「 、 、 、、 ん? 」


「スーー ぅーー プ! 」


「 ぁーーー、、、 うん 」


「、 、 、、 、 」


  専門学校の友達と
   やりとり、 とか?

    してるのかなぁ 



  もう、、夏か  、 、


 なんか 1年が 

  あっという間だったなぁ 



ちづるはそんな事を考えながら
キッチンのベランダに繋がる
ガラス戸を眺める。

2枚組のガラス戸からは
夏の日差しが差し込んでいる。

ガラス戸の下半分は曇りガラスだが
上半分は普通の透明のガラスだった。

外から中が見えてしまう事を気にして
ちづるはホームセンターで
ビニール素材のステンドグラス風の
目隠しフィルムを買って貼った。

フィルムの絵柄は
ブルーとグリーンの、
海をモチーフにした物だ。

市営住宅の
隣同士だったタクミの家のキッチンは、
以前のちづるの家のキッチンを
そのまま持ってきたような
雰囲気になっていた。

しばらくぼんやりと
外の気温を予想しながら
それを眺めていた。

その後、視線を再びタクミに戻す。

タクミはまだ相変わらず、
スマホの画面を楽しそうに見ている。

まだスープに手をつけてない
タクミに対し、小さくため息をつくが
それにも気がついていない様子だ。


「、 、 、、、、  」


   なんか ちょっと


     寂し 〜〜 〜〜  


   、 、 、、でも

   タクミ君 元気そう

   

    良かった




ちづるはふと、2ヶ月前の
6月を思い出す。



*****


6月。

ちづるは4月に、実家への
引っ越しを済ませた。

タクミはちづるの家の家具などを
貰う事を了承した。

市営住宅の隣の為、
荷物は2人で運び入れた。


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