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HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜
【学園物 官能小説】

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第1話『オオカミ娘のアナルストッパー』-2

「くっさいチツマンコを嗅いでいただき、恐縮です。 匂いは許容範囲ですか?」

 私は小さく、けれどはっきりかぶりを振った。 
 ここまで匂いを落とすためにどれだけオオカミ娘が頑張ったか、私には分かる。 香水の類で淫臭を誤魔化すことは簡単だが、匂い自体を薄めるとなると、ひたすら洗浄するより他はない。 脱臭剤と脱水剤で膣を磨き、ヒリヒリになったところにアルコール消毒で殺菌する。 雑菌を除いたあとは、匂いの元となる恥垢や酸化物をこそぎ落とす。 仕上げに新たな匂いの元が供給される事態を防ぐため、つまり淫汁の分泌を抑制するために、カプサイシン系の刺激物を塗りたくる。 どの薬品も痛点に浸透するため、匂いを消す間中、オオカミ娘は悶絶しっぱなしだったはずだ。 いや、まだ匂いがしないところを見ると、現在進行形で膣中をまさぐられる刺激に耐え、思いきり掻きむしりたい衝動を堪えていることだろう。

 私は膣から顔をあげ、顎でオオカミ娘の尻尾をしゃくった。 手には牛乳を満タンに吸ったシリンダーだ。

「あっ、はい! いますぐです!」

 おかっぱ娘はオオカミ娘に駆けよると、スパァン、ぷりぷりと震える尻をひっぱたく。 小気味いい音に続いて、

「うわぅぅぅん……んっ、んっ、わぅっ……!」

 オオカミ娘が拡げた足を踏ん張った。 地面に爪をたてる様子は、まるで大地を掴むかのよう。 どうやら自力でアナルストッパーを排泄しようとしている。 正直、私はおかっぱ娘に『アナルプラグを抜いてあげなさい』というつもりでしゃくったので、この展開は予想外だ。 元々自力で排泄できないように、肛門の内側から異様に太い瘤で押さえるアナルストッパー。 それをひりだそうというのだから、そのまま尾骶骨(びていこつ)が浮き、尻尾を中心に肛門の蕾が隆起しては元に戻って、まるで尻で深呼吸しているよう。 と思うと、

「ふぅぅぅぅんッッ」

 メコッ、メリメリメリ……。 オオカミ娘が息むと同時に、肛門が軋みながら全方向へ広がった。 中からは、尻尾を肛門に繋いでいた瓢箪型のパール式アナルストッパーが、ポコッ、ボコッ、ズポッ――、くびれを経るごとに勢いを増し、腸液に濡れた姿を現す。 パールは全部で3つで、大きさは、それぞれ私の握りこぶしくらいあるだろうか。 最後のパールを、ブリュッ、ひりだすと同時に尻尾ごとアナルストッパーが地面に落ちる。 栓が抜けた後には弛緩しきってポッカリ開いたままの粘膜襞が、くすんだ腸壁を外気に晒し、ヒクヒク、無様に蠢いていた。

 カクン。 オオカミ娘が膝から崩れ、膝小僧が土についた。 それはそうだろう。 息んだ菊門が、内側の窄まりごと尻中央に競りあがってくる時点で、尋常でないサイズのアナルストッパーを咥えていることはわかっていた。 が、まさか3連パールとは思わなかった。 あれだけの大きさの球を、しかも一度も休まず自力で排泄するのだから、最後まで姿勢保持できなくても当然だ。

 けれど、おかっぱ娘は違う感想を抱いたらしい。

「こら! ちゃんとケツマンコの奥まで披露するのが挨拶です!」

 スパァン、スナップが効いた尻ビンタ。 窄まる気配のない肛門脇に鮮やかな手形が映える。

「わうん!」

 あたふたとオオカミ娘が下半身を立て直す。 背中を反らせたところで、ちょうど肛門の奥を覗きやすい角度になった。 ホワン……微かに鼻孔を擽る吐瀉物の薫り。 こればっかりは、どれだけ念入りに洗浄しようと、結腸付近に溜まった宿便はしょうがない。 私はシリンダーを満タンにした注射器を、先端をオオカミ娘が拡げた肛門にあてがった。 多少閉じ始めたとはいえ、まだ直径3センチ以上の穴が開いており、先端のノズルは効果を発揮しなそうだ。 

 ショロロロロ――。

 そのままシリンダーを押し込む、大量のミルク。 通常であれば閉じた肛門から直腸の隙間をぬって抽入されるのだが、今回は肛門どころか腸まで拡張されているから、底深なコップに牛乳を注ぐ格好だ。 



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