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愛の輪舞
【近親相姦 官能小説】

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愛の輪舞-13

13.
マユの臨月が近づき、美佐子は出産の準備に金沢に向かった。
教授は相変わらず春夫を求めたが、妻が居ないからと言って特別に回数が増えるようなことは無かった。
春夫は、二人のパートナーを突然に失ったが、父親になる責任感から万一を考えて風俗行きは自重をした。

マユは女の子を出産した。
マユと美佐子が赤子を連れて帰った夜、今は家族となった親子孫の三世代の五人は、ベビーベッドの赤子を囲んでお祝いの膳を囲んだ。

「疲れたから早く休みなさい」と美佐子に声を掛けられて、春夫とマユは、赤子を抱えて二階のマユの部屋に引き上げた。新夫婦は、マユの部屋で居候生活することになった。

赤子は、静かにベビーベッドで寝ている。


「お前も疲れたから、片付けは明日にして今日はもう休みなさい」
「はい、それでは」
夫から珍しく優しい声を掛けられて、美佐子は嬉しかった。

寝室に向かう夫を見送って、美佐子は風呂場に向かった。
鏡に映るわが身を眺めて、思わず乳房を握り締めた。
出産準備と姉の家で世話になる気遣いで、セックスの事は頭から離れていた。
今、こうして目に映るわが身は、未だ若々しく、乳房を握るとジュヮーと疼きが股間に流れた。
湯船の前で腰をかがめ、割れ目に手を伸ばすと、忘れていた愛液が溢れて股を濡らしている。

ベッドに入っている夫の脇に、湯上りの身体を滑り込ませた。
夫はすでに眠りに付いたのか、寝息が聞こえる。
そっと夫の腿に手を触れながら、指を己の股間に伸ばした。
(これからどうなるのだろう?春夫さんはもう私を相手にして呉れないかしら?)
春夫とベッドで過ごした隠微な悦びを思い浮かべると、指先に愛液が溢れてきた。

キシ〜キシ〜キシっ〜・・・キシ〜キシ〜キシっ〜
天井から、かすかな響きが湧いて来る。
若夫婦の部屋は、真上にある。関東大震災にも耐えた木造建築は、流石にガタが来ていた。
キシ〜キシ〜キシっ〜・・・キシ〜キシ〜キシっ〜



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