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5センチの景色
【女性向け 官能小説】

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-3


髪に指をからませて、Yシャツを脱がせ
首に手をからませる私に
されるがままになっている安達さんは

キスに疲れて唇を離した私に
「もう終わり?」
と口角をあげて笑った。

「ったく、しょうがねーな」

私の脇の下に両手を入れて、膝の上に乗っていた私を横に立たせて
自分も立ち上がって、私が何も考えられない間に私を抱き上げた。

リ、リアルお嬢様抱っこ!
やだ、こんなの初めて!

嬉しそうに笑った私を見て、安達さんも笑うと次の瞬間
意地悪そうにため息をついた。

「逃がしてやろうと思ったのに」

「え・・・」

「美鈴が自分から俺のところに捕まりに来たんだからな。
それを忘れるなよ」

なに?なに?なにー?

混乱している私をベッドに軽く投げると
蹴るようにしてズボンを脱ぎ、自分の下着をはぎ取った。

動かない私の上にまたがると
「いい子だ」
それだけ言って、今度は私の服をゆっくりと脱がせる。

耳たぶをキスされて甘噛みされ
そのまま首筋をツーっと舐められた。

「俺とおふぃすらぶ、するか?」

耳元でそっと小声で言ったその声にブルッと来て
小さくコクン、とうなづいた。

そんな私の髪をクシャッとして
その行為は子供にするものだと思うけど・・・

「甘やかしてやる」

笑いながら、手なれた手順で私の下着を脱がせていく。







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