投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

5センチの景色
【女性向け 官能小説】

5センチの景色の最初へ 5センチの景色 13 5センチの景色 15 5センチの景色の最後へ

-2


片方の眉毛を引き上げて
「何?」
と試すように私に聞く。

「大人のオフィスラブがしたいんですってば」
「だから、高橋サンには無理だよ」

私の髪をなでながら
テレビの消えた静かな部屋で、私たちの声だけがお互いの耳に聞こえる。

「無理じゃないと思います」
「知らない男にのこのこついて来るのに?
大人の女はもっと警戒心がある」

「・・・・」

「知らない男について来るのは子供だけだよ。お嬢ちゃん」

髪をなでていた手が、頬に移り、さっき気持ちのいいキスをした唇に移った。

安達さんと私、いくつ離れてるんだっけ・・・?

そう考えながら、私は唇を開いて安達さんにキスをする。

舌を安達さんの口内にゆっくりとねじ込んで
安達さんの舌を探し出す。
絡ませて絡ませて、むさぼった。

緩められていたネクタイを外して
ボタンを1つずつ外して行く。

その中に手を入れて、裸の胸をゆっくりと堪能した。

唇を離して、視線を合わせれば
恥ずかしくて、気持ちが良くて、息の上がった私とは裏腹に
冷静に私の目を射抜く安達さんがいる。

私は、私だけ興奮している事に恥ずかしくなって
再びキスをする。


5センチの景色の最初へ 5センチの景色 13 5センチの景色 15 5センチの景色の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前