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悪夢の夏休み
【調教 官能小説】

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明美・拉致される(明美目線)-1

痴漢騒動から数週間が過ぎ
松村明美は、痴漢の事をすっかり忘れていた

「あ〜、明日から夏休みだね」

友達と話ながら、寮に帰っていた

「みんなは、明日から実家に帰るのかな?
私はいきなり帰って、両親を
ビックリさせようかと・・・サプライズだよ」

ワイワイ喋りながら、歩いている
その様子を陰から見ている男が居ることに
気が付いていない。

次の日は、あいにくの雨だった
明美は両親をビックリさせようと
早朝から寮を出て駅へ向かっていた

「連絡してないから帰ってくるとは
思ってないし、ビックリするだろうな」

明美はワクワクしながら、歩いている
まだ早朝なので、歩いている人は居ない。

駅まであと少しの距離まで来たとき
後ろから呼び止められる

「あの、松村明美さんですよね」

明美が振り返ると、そこにはレインコートを着た
男が立っていた
それが黒崎とは、明美は気が付いていない

「えぇ、そうですけど貴方は?」

明美が答えると、いきなり男が
ハンカチを明美の口に当ててきた
抵抗を試みるが、不意を突かれて
成す術もない

(な、何?)

鼻をつく薬品の匂い・・・クロロホルムだ
気づいた時には、明美はその場に崩れ落ちた




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