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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第11話 雑踏の痴態-2

 そして、それに抵抗できない事も、佳代子は悟っていた。親しみと信頼を寄せる先生に、自分は抵抗など出来ない事を、佳代子は自覚していたし、それ以上に、乳房から突き上げる快感が、抵抗する力を、佳代子からどんどん奪っているのだ。
 最初のひと揉みで、佳代子は観念した。もう、されるがままになるしかない、と、思った。2回、3回と、弥生が、佳代子の乳房に指先を埋没させると、佳代子は荒い呼吸と鳴き声の間から、
「先生、気持ちイイ・・」
と、呟いた。
 小柄で華奢な身体から、こんもりとせり上がっている大きな乳房は、女の弥生にとってすら、興奮を抑えられないものだった。上付きで弾力に富むそれは、重量感よりもゴム毬のような張りを感じさせる。強く揉み込むと、勢い良く弾んで、どこかに飛んで行くのではないかと思わせる。そんな躍動感のある巨乳を、弥生は存分に愉しんだ。
 下からポンポンと突き上げてみると、まさにゴム毬だった。清潔感のある体操服の白い布地が複雑な形状に波打つのが、たまらなくエロティックに思えた。
 その体操服の布地を咥《くわ》え込むようにして刻まれる谷間は、底が見え無い程に奥深い。何かを挟まずにはいられない衝動に苛まれる。弥生は、右手の親指を挟んでみる。そして、両側から胸を中央にギュウッと寄せる。吸い付くように、やんわりと、弥生の親指は肉壁に包囲された。
 弥生の唇を、唇に押し当てられた佳代子は、チュウチュウと吸い付いた。舌を口内に刺し込まれると、自分の舌をそれに絡めて行った。積極的にディープなレズキスを貪《むさぼ》る程に、佳代子は快感に溺れていた。
 周囲でそれを見ている女子高生達も、隙間を作らない様にして、買い物客達の視線から佳代子を遮蔽しつつ、興奮をその顔に露わにしており、何人かはオナニーを始めている。白昼の、土産物店という公共性の高い場所での、集団淫行の様相を呈して来た。
 瑞樹にジャージのズボンを擦り降ろされ、パンティーを取り去られても、佳代子はもうピクリとも反応しなかった。快感に背中をのけ反らせる動きは、継続されていたが。
 そしてその動きは、瑞樹のレズクンニが炸裂するに至って、更に倍化した。腕で脚を、指先で割れ目を、出来る限り押し広げた上での、瑞樹の技巧的な舌遣いだ。
 一方、早苗の手は、今は佳代子の乳首を責めている。弥生が乳房を揉み込み、早苗が乳首をつまんだりコリコリ転がしたりした。弥生のディープキスと、うなじを這う早苗の舌も、佳代子に更なる快感を与えた。
 佳代子は、たちどころに絶頂に至った。クラスメイト達に包囲されてから、5分と経たずして絶頂に至らしめられたのだった。2回目の絶頂も、1回目から2分と経たず訪れ、それから1分後には、3回目の絶頂に、佳代子は見舞われた。
「あ、こっちに人が向かって来る。」
 佳代子の痴態に興奮し、オナニーまでしていた真美だったが、それでも周囲への気配りは怠らなかったものか、そう告げた。一番背の高い真美だったから、この密集した状態でもそれに気づく事が出来たのだ。
 瑞樹は、素早く佳代子のヴァギナに、ピンクローターをねじ込んだ。そして、ジャージのズボンも速やかに擦り上げる。パンティーは取り去られたままなので、佳代子は、ノーパンにさせられている。
「え・・・・?」
 何をされたのか分からない様子で、トロンとしつつも問いかける様な眼差しで、佳代子は瑞樹を見た。
 瑞樹は、手に持っていたコントローラーのスイッチをONにした。コントローラーとピンクローターは繋がってはいない。リモコン式のピンクローターだった。苑子はのけ反った。数回もの絶頂を経て敏感になったヴァギナに、ピンクローターの刺激は強烈だった。
 一般客が近づいたのを潮とするかのように、周囲を取り囲んでいた女子高生達は移動を開始し、それで空いた場所に、一般客がやって来た。真美が見つけた客で、20代後半のOL風の女だった。
 弥生と早苗と瑞樹が、未だに佳代子を囲んでいたが、その隣で件《くだん》の女は、アクセサリーを物色し始めた。佳代子は、先生やクラスメイトに囲まれているとはいえ、女から1m程度の距離で、ピンクローターの刺激に必死に耐えていた。声が出そうになるのを懸命に堪える表情が、瑞樹にはたまらなく愛らしく感じられた。
 女にばれないように、弥生も早苗も瑞樹も、尻や胸を触って来る。女に気付かれそうだという想いが、興奮を更に高め、佳代子の身体をより敏感にする。
 女はアクセサリーの物色を止め、佳代子たちの後ろをスタスタと通り過ぎて行った。その足音をすぐ背後に聞きながら、佳代子はまた、絶頂した。思わず鳴き声を上げたが、先生とその生徒3人が、仲良く騒いでいるだけとでも思ったのか、件の女は気にも留めない様子で、歩き去って行った。
 瑞樹は、ピンクローターをOFFにして、コントローラを佳代子の手に渡した。そして、弥生と早苗と瑞樹も、佳代子を残してその場を去って行ったのだった。
 自分のヴァギナに仕込まれたピンクローターのリモコンを、手の中に握り締めたまま、佳代子は土産物店のアクセサリーコーナーで、立ち尽くした。


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