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調教学園寮夜話
【学園物 官能小説】

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第3話『体罰推進週間』-3

体罰を受ける際、Cグループ生には、規定の姿勢・規律をもって望ませる。 手は原則的に後頭部または背中に組み、倒されたり仰け反ったりする場合でも手で身体を庇ってはいけない。 痛みに対して無様な態度、例えば悲鳴や涙、鼻水や嘔吐をしてはならない。 冷静に淡々と体罰をこなし、自分の罪を清めてくれる先輩への感謝を込めて、一発ごとに体罰をカウントした上で御礼の言葉を述べること。 例えば『ひとぉつ! ありがとうございます!』『ふたぁつ! ありがとうございます!』という風に、御礼は大きな声でなくてはならない。 

上記の条件を満たさなかった場合――例えば声が小さかったり、泣いてしまったり、真っ直ぐ倒れず受け身をとったり、体罰のカウントを間違えたり、怒りや不快な表情をみせたりした場合――は、先輩は即刻体罰をリセットし、それまでに行ったカウントをゼロに戻す。 例え『平手打ち99回』が記録されていようと、最後の平手打ちに対する反応に反省が見られないと判断した場合、実施した先輩の裁量でカウントをゼロに戻して構わない。 *生徒1人につき、平均10回はリセットが出た。 最大リセット回数は22回で、その生徒の体罰完了は期間最終日の24時を回ってしまった。 多くてもリセットは15回ほどに抑えるべき。


 ……。


「えーと……では、お一人ずつ感想と、ご意見いただけますかしら。 アコさんから順に、時計回りでお願いしますわ」

 全員が冊子を閉じたのを見計らい、寮長【A4番】が水を向ける。

「予想通りっていえば、予想通りかな……。 このプログラム通りにしちゃったら、一週間ずっと後輩をしばきっぱなしになると思う。 しばかれる側はもちろんとして、しばく私達も大概大変だと思うな。 私はバレー部だから解るんだけど『ジャンプサーブ』っていう体罰は、簡単そうで奥が深いんだ。 こっちが上手におっぱいを弾ませたって、ビンタする側がへっぴり腰だと、どうしたって『ぺちん』って感じで、ただのビンタにしかならないの。 上手なアタッカーがビンタしてくれたら、おっぱいがゴム毬みたいに飛んで行って、ボヨンボヨン弾むんだけど。 まあ、その分半端ない激痛にはなっちゃうよね。 叩かれた場所っていうよりは、おっぱいがもげるくらい根本がビリビリすんだよね」

 肩を竦める『アコ』こと【A5番】。 続く意見も軒並み否定的だった。

「タイトルで一瞬『よさそうだな』って思ったけど……前言撤回してもいい? いまいちキュンと来なかった。 だって『体罰』っていったって、よっぽど『学園』のカリキュラムの方がキツいじゃん。 回数が多いだけじゃん、こんなの。 パンチングステッキやスタンガンでシゴかれてる新入生を、今更ビシバシ叩いてみてもしょうがなくない?」

「プログラム自体は妥当だと思いますし、やりようによっては上下関係が強化できると思います。 ただ、前提の『瑕疵を申告させる』っていうのが、個人的には腑に落ちません。 過去のミスを改めて理由にして罰を加えるっていうのは如何なものでしょう? 現行犯が懲罰の原則ですから、遡って罰するのは、遡及法の不成立に該当します。 不条理上等な社会だとしても、最低限の原理原則は大切にしたいので……実施するなら多少仕様を変えた方がいいと思いました。 あ、あと、あたしは力が弱いから、ムチにしてもビンタにしても、あんまりC達を痛くしてあげられないと思うので、もしこのプログラムになったら裏方に徹しさせて欲しいです……我儘いってごめんなさい」

「そもそもウチらが得意かどうかで考えてみたら、あんまり得意じゃない気がする。 このプログラムって身体を徹底的に躾ける感じだと思うんだ。 でも、ウチらがやってきたのもやられてきたのも、身体を追い詰めるより、頭を使う系が多いと思う。 どうやって自分で自分を追いつめさせるかとか、アイデアで勝負させるとか、痛みはどってことなくても奇天烈だったらそれでいいやっていう、そういうのがウチらの伝統だと思ってるから。 ヤバイことやエグイことをやるよりも、やってることは大したことしてなくてもウケるのが偉いとしたら、もうちょっとオリジナリティが欲しいかなって思う」

 それぞれの意見に対し、【A4番】は丁寧に大きく頷いた。 

「一応この案も『保留』にはしますが……正直、わたくしもあまり気は進みません。 このプラグラムは、どちらかというと『幽堕寮(ゆうだいりょう・1組が所属する学園寮)』向きですわ。 あの方々はターゲットを絞って可愛がるのがお上手ですから。 わたくし達だと、平等に躾けようとして、かえって手間暇をかけてしまいそうな気がいたしますの。 ともかく、見当することはしましたので、次にいきましょう……それにしても、中々『コレだ!』なんて都合よく全員が一致する案は見つからないものですわね……」

 ほう、小さく吐息をついてから【A4番】は新しい冊子に手を伸ばした。 用意された過年度の案はまだまだある。 最上級生として下級生を厳しく、そして適当に(『適当』は軍隊用語で『ベストを尽くす』という意味)躾けることの難しさは、今に始まったことではないが常々感じているところだ。 子をもって知る親の恩というが、ちょっぴり違うとはいえ、自分たちを躾けてくれた先輩方のきめ細やかさに、改めて頭が下がる今日この頃だった。

 


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