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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第10話 盲目の戯れ-2

 ぐったりとしかかった奈南に、早苗の声がかかる。
「ダメだよ。オナニー続けて。」
「うん。」
 早苗の言葉は絶対だった。奈南は脱力する体に鞭打つかのように、懸命にバイブをピストンさせた。すぐさま、快感は意識を漂白する程に高まり、バイブの速度も上昇の一途をたどる。と、その時、奈南は突然、目隠しをされた。
「え?」
 戸惑いを覚えた奈南だったが、もう、早苗に対して、疑問を呈するつもりも、抵抗するつもりも、全く無かった。早苗の気の済むように、凌辱されようと思っていた。早苗が興奮するなら、満足するなら、どんな恥ずかしい事をされても構わないと、奈南は思うようになっていたのだ。
 視界が遮られた中で、奈南はまた絶頂に至った。のけ反り、身体を痙攣させさせた奈南だが、その後、脱力しそうになる身体を無理に奮い立たせて、オナニーを継続しようと試みた。早苗に、もう良いと言われるまで、オナニーを続けなければいけないと認識していたのだ。
 だが、ヴァギナに突き立ったバイブは、早苗によって抜き取られた。いや、奈南は早苗が抜き取ったものだと想ったが、実は別の者が、奈南のヴァギナに刺さっていたバイブを抜き取ったのだった。
 バイブを握っていた手が感じた、バイブの離れていく角度で、奈南は、抜き取ったのが早苗では無いと察知し、微かな戸惑いと不安を覚えた。
 早苗以外の、別の誰かがいる。その事に気付いたのだ。気付いた直後、ヴァギナにおかしな感触を覚えた。今までに感じた事の無い、つるんとした生温かい感触だ。人の皮膚にしてはツルツルし過ぎているが、温度は人肌だった。
「おちんちんだよ。奈南ちゃん。」
「えぇ?何、それ。どういう事?」
「今から奈南ちゃんは、処女を奪われるんだよ。顔も知らないおじさんに、目隠ししたままね。」
「え・・・・?」
 一瞬絶句した奈南だが、直ぐに、観念したように言った。「早苗ちゃんは、私が、処女を奪われるところが、見たいのね。誰だか分からない、顔も知らないおじさんに。」
「そうよ。私ね、このおじさんの奴隷なの。だから、このおじさんに、奈南ちゃんの処女を奪わせろって命令されて、その通りにしているのよ。私も、奈南の処女喪失シーン、見たいしね。」
 普通なら、とんでもない裏切り発言となるところだろうが、奈南は素直に受け入れた。
「そうなんだ。分かったよ、早苗ちゃん。私が、この顔も見れないおじさんに処女を奪われたら、早苗ちゃんに、興奮してもらえるんだね。もしかして、このおじさん、私がオナニーでイクところも、ずっと見てたの?」
「そうだよ。興奮しすぎて気付かなかったみたいだけど、奈南のオナニーを見せてあげながら、私がずっと、フェラチオしてあげてたんだよ。だから、もう、おじさんのおちんちん、ギンギンなんだよ。あと、カメラで動画撮影もしてて、画像はアダルトビデオになって、販売されて、沢山のおじさんのおかずになるんだよ。」
 そう言うと、早苗は男のペニスを握り、鬼頭を、奈南のクリトリスに激しい勢いで擦り付けた。その一方で、中指と薬指を奈南のヴァギナに刺し込んだ。手首のスナップ一つで、男のペニスにも、奈南のヴァギナにも、同時に刺激を与えるという、早苗の巧みな手捌きだ。
 中指の先端は、奈南のGスポットを捕え、親指と人差し指で作った輪っかは、男の肉棒をしごき、奈南のクリトリスと男の鬼頭にも、摩擦刺激を生じさせる。片手の動き一つで、それらの愛撫を同時に実現させるほど、早苗のテクニックは熟達していたのだ。
「奈南ちゃん。また、イッて。その方が、おじさんが、気持ち良くなれるからね。おじさんが気持ち良くなれるように、処女を奪われなきゃいけないんだからね。」
 言われなくても奈南は、一直線に、絶頂へと突き進んでいた。クリトリスを刺激するのが、見知らぬ男の鬼頭だと知った興奮と、大好きな早苗にGスポットを刺激される興奮が、ヴァギナから駆けあがる快感に拍車を掛け、奈南は、指マンが始められてからほんの数秒で、絶頂の時を迎えようとしていた。
「あぁぁっ!イクっ!早苗ちゃん!イッちゃぁぁうっ!」
 早苗はすかさず、鬼頭をヴァギナにあてがった。鬼頭の主はEだった。前日、旅館の部屋で、由梨の処女を奪ったEが、今日は、奈南の処女を喰い漁ろうというのだ。
 グイッと腰を前に突き出すだけで、Eは奈南の、処女のヴァギナの、芳醇《ほうじゅん》に濡れそぼったヌルヌルの内壁に、鬼頭が擦れる感触を愉しむ事が出来た。
 奈南、処女を喪失。
「あぁぁ・・、奈南ちゃん、犯されちゃったぁ・・処女を奪われちゃったぁ・・」
 早苗の感嘆の声を耳の後ろに感じながら、奈南は絶頂した。挿入から3秒後だった。
 風騒ぐ公園の空に、喘ぎ声を放ち、身体をのけ反らせ、快感を露わにする奈南に、Eは容赦なくピストンを食らわせ続けた。その5秒後に2回目の絶頂を、その8秒後に3回目の絶頂を、奈南は味わわされた。
 一旦ピストンが穏やかになり、僅かに意識を回復した奈南は、ジュポ、ジュポという、耳慣れない音を聞いた。
「また、誰か来たの?」


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