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勘違い女にお仕置きを!
【レイプ 官能小説】

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勘違い女にお仕置きを!-4

そのコータの迫力は、怒鳴られた者を恐怖で震わせるが、反対に味方となればこれほど頼もしい存在はなかった。2人はニヤニヤしながら、勝也の反応を伺った。

しかし、その予想に反して、勝也は震えるどころか、ニヤリと顔を歪ませて微笑んでいた。

「オレか?林崎って言えばわかるか?そのオレがクソ生意気なコータってガキに言ってるんだが、何か問題あるのか?」

勝也は押し殺し気味の声で静かに言った。

『ヒッ…は、はや、はやし…ざ…』

携帯端末の向こうで、コータが驚く様子がわかった。

そしてこちらの2人も【林崎】の名前を聞いて、同じように驚き、息を飲んでいた。

「この野郎!問題あるのかって聞いてんだろうが!コラー!」

静かな声から一転して、勝也はコータ以上の迫力のある声で怒鳴った。この静から動で相手を恐がらす方法は、勝也の得意とするところだ。

『ヒッ!カ、カッツンさん!す、すみませんでした!』

【林崎勝也】=【カッツン】の半端ない強さとその非情さは、コータ以上に地元に知れ渡っていた。カツアゲ、乱闘もさることながら、遊び半分で人を殴るのも日常茶飯事だった。

『触らぬカッツンに祟りなし』

先輩達から散々聞かされ続けたコータの世代は、極力勝也に出会わないように気を付けていた。

そんな勝也だったが、不動産コンサルタントを始めてから、おとなしくなったと噂されるようになっていた。

『カッツンもようやく落ち着いたみたいだ』

カツアゲや乱闘も今は昔となった。

安心した勝也の下の世代は、勝也の出現スポットの飲み屋街にも気兼ねなく繰り出すようになっていた。しかし、つい2日前のこと、調子に乗ったコータの先輩格の3人が勝也の逆鱗に触れて、ボコボコにされるのを目撃してしまったのだ。

『てめーら!だあってたら、付け上がりやがって!』

その圧倒的な迫力に格の違いを感じたコータは、見て見ぬふりをして逃げ帰ったのだった。

その時のことを思い返して、青くなっていたコータに勝也は言った。

「この2人に聞いたが、お前、オレをシメてえらしいな。ここで待っててやるからシメに来いよ」

ドウシテソンナコトニ…

コータの青い顔が真っ白になった。

『い、いえ!オレ、いや、じ、自分はそんなこと言ってないっス」

コータは裏返った高い声で速攻で否定した。

「嘘つけ!こいつらは自分達のためなら、コータは何でもやってくれるって言ってたぞ」

それをバラされた江梨子と里美の顔面が蒼白になった。まだ知り合ったばかりなのに、コータに内緒で、その名前をアチコチで最大限に利用していたからだ。

『そ、そんなことないっス。そいつら最近自分の女のヨーコを通じて近づいてきて、自分も余り知らないんスよ』

動揺したコータは、言わなくてもいい情報まで口走っていた。

「じゃあ、こいつらがどうなっても構わねえな」

『えっ?あ、は、はい…』

コータと話をしながら、勝也は気づいたことがあった。ワザワザ高い金を出してソープにいく必要がないことを。それに気づいた勝也は、自然と江梨子のスカートを捲っていた。

「きゃっ!」

「おっ、お前、江梨子つったな、エロいパンツ穿いてるじゃねえか」

勝也がコータの歳の頃には、気に入らない女はことごとくレイプして、ソープに売り飛ばしていたとの噂があった。

おとなしくなってからは、それもしなくなったとは聞いたが、2日前に暴れる姿を見て、それも怪しく思えてきた。

「よく見たらいい乳してるじゃねえかよ」

そのコータの想像のとおり、昔を思い出した勝也が江梨子の胸を鷲掴みにした。


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