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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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美しい知能犯-3

萬岸署に残り捜査状況を纏めるマギーは、もしかしたら現時点で捜査の進捗状況を一番把握している警察官かも知れない。中居からあまり張り詰めないで早く上がれとは言われたが、若菜が自分に与えてくれた大役をしっかりこなそうと夜21時までパソコンの前に座っていた。その傍らには杉山がいる。若菜から監視を頼まれている事もあり、毎日マギーをホテルまで送って行く事になっている。マギーが気になっている吉川はむしろ喜んでその役割を引き受けているが、マギーは照れ隠しからか素っ気ない態度で、若干迷惑そうな態度を見せていたりする。署を出る時も他人の目が気になり杉山よりも2、3歩先を歩き車へ向かうマギーであった。

若菜が千城に戻ってから5日が経った頃、いつも遅くまで署に残り仕事をしていたマギーだが。この日は業務が早く終わり、19時にホテルについた。

「レストランで食事でもする?」
杉山は毎回そう言おうとするが、結局言えずにマギーをホテルの玄関で降ろして見送るのであった。仕事が早く終わったこの日こそはと思ったが、結局いつも通りにホテルの中に入って行くマギーを見送ったのであった。

「あー、くそ!食事ぐらい誘えないのか俺は!?」
若菜のお陰で食事の後の事も意識してしまう杉山は気軽に食事に誘えなくなってしまった。いつも頭の中では食事からの流れでマギーとベッドインするシチュエーションを妄想している。最近のオカズはマギーばかりである。妄想の中ではマギーと何回ヤッたか分からない。それどころか結婚して一緒に生活することまで進んでいる。しかし現実は食事にさえ誘えないもどかしさに杉山は自分のチキンハートぶりを嘆く毎日であった。

(あーあ、今日こそは誘って来ると思ったのにな…。ったく小心者なんだから…)
マギーはそう思い溜息をつきながらも、女=セックスとしか考えていない男とは違う杉山の誠実さだけは認めていた。
(食事の後の事だって…考えてない訳じゃないのに…)
暫く一緒に仕事をして杉山がどんな男か理解していくうちに、マギーの気持ちは少しずつ杉山に傾いているのは事実であった。マギーの性格上、自分から積極的にはなれなかった。そんな自分の性格をマギーはマギーで嘆いていた。

(さっさと食事してオナニーして寝よっと。)
若菜の悪しき教育ですっかりオナニーにハマってしまったマギーは今日も杉山との初体験の妄想で自らを慰めようと思っていた。

マギーは部屋に戻り少しゆっくりした後、一階のレストランに向かうのであった。



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