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妖艶 海女菩薩
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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最終章 海女菩薩-31

お良は後ろから大きな水掻きのある手に

身体を抱き込まれた。

後ろを振り向けば大柄な赤色の河童が

お良を見て悦び叫んだ。


赤河童(ついにヤッタ!

青河童の兄貴聞こえるか!

お良をこの手で捕まえたぞ!)


青河童(でかした赤河童よ、

お良を逃がすなよ!)


斑河童(赤河童の兄貴やりましたね。)



長老蛸(ああぁー、

お良さんが捕まってしまった。)


太助(ああぁー、母ちゃんが、

おいらを救いに来て河童に捕まってしまった。

ちくしょう!

俺はなんて不甲斐ない息子で親不孝者じゃ。)


お良(ああぁー、

これで太助を救い出すことは叶わない、

長老さんごめんなさいね。)



お良は身体の力が抜けて身を

赤河童に委ねる状態に成った。


長老蛸も戦意が無くなり青河童に捕まる始末、

そして太助も肩を落とし泣き出す。


それを見たお良は思った。

こんな事に成ったのは

自分の肉体が淫靡な香りを

出す為に招いた不幸だと、

いっそう、

長老蛸から貰った小刀で自害すれば

この淫靡な運命から逃れられる。

そう思い小刀を首元に近付ければ

浜辺で青河童がお良に叫んだ。


青河童(おーい!お良よ、

お前が自害すれば息子の太助と

この大蛸を食い殺すが良いか!

お前が我ら河童一族の物になれば

こいつ等の命は助けるぞ!

どうだ、返答はいかに?)



さすがに自害を決意はしたが、

息子の命と恩義を受けた長老蛸の

命は救わなければと思い自害は留まった。


お良(貴方の言う事を聞きますから

太助と長老さんの命は助けて下さい。)


青河童(お良の奴には驚かされるぜ!

お良に自害されれば今までの苦労が水の泡と成り、

親分と他の河童から俺たちは殺されるぜ!)


斑河童(兄貴、危ない所でしたね、)


青河童(さぁー、

これからがお良を凌辱できるか?

ここ一番の勝負どこだ。

斑河童よ、俺様の脅し文句を良く聞けよ。)


青河童(お良よ!

俺たちの言う事を聞くと言ったな。

良く聞け、俺たちの願いは一つ! 

お前の熟した肉体を貪り犯す事だけさ、

俺を含め3匹の河童を

相手と性交して俺たちを満足させ、

俺達河童の性技と色責めで

お前が快楽の虜に成る事が俺たちの悦びなのだ。)


お良はその言葉を聞き、

「河童も艶蛸も私の肉体を求め、

そして私を快楽の渦に巻き込んで

妖怪達の娼婦にする事が彼らの生き甲斐だと、

分かっていたが河童までも命がけで

私の身体を欲するとは何と言う欲情の権化よ、」

やはりと思い観念した。




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