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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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嘘の理由-3

正常位でちづるは目を瞑り、
横を向いている。

タクミが
ちづるに身体をよせて
覆い被さり腰を振る。
白いニットの中に手を入れて
胸を愛撫する。

「 っ はーー、、
 はぁ、  〜っ  
  あぁ、、、ほんと
 なま やば っ、、はーーー 」


「 ん、、はぁ、 んっ  」


「 っ はーー、、
  はぁっ、、 〜っ  」


   ちづちゃん


  俺 情けなくて

     頼りなくて 


          ごめん 

    本当は どっかで
      分かってた

   ちづちゃんは

    この先も 俺を
 頼ってくれないんだろうな って


  本当


  どうしたら いいんだろう



「っ、 、はーー、、
  ちづちゃん 俺、、 」


「 〜っ  ん、、? 
 はぁ、、、 タクミ 君 ?」


「 ん、 、
 なんでも ない、、、」


「タクミ くん 〜っ 」


ちづるは目を瞑り
横を向いている。
ゆっくりとしたセックスが
続いている。

また、
タクミの悲しさと寂しさが
身体に流れこんでくる。

ちづるは
思わずそばにあるタクミの
頭を抱きしめて言う。

「〜っ ぁ、 はぁ、、
 あたし 〜っ なんでも
       する    」

「 ぇ? 」


「はぁっ、、んっ、、  
  なんでも  言って、、 」


   お願いだから もう

    寂しく 

      悲しく

   ならないで   


「〜っ  はーーー、、、
 いや 俺、、、
  はぁ  なんか  もう
  はーー  疲れた   」


「、ぇ、、? 」


「 、、 〜っ
 ちづちゃん  追いかけんの
      疲れた     」


「、!?  ぇっ  」


「、、はーー、、、 」


     出会ってから 
 
   ずっと 

  追いかけてた 気がする 


  




ゆっくりとしたセックスが
続く中、ちづるは
頭の中が真っ白になった。

少しづつ、
体が震え出すが
タクミは気がつかずにいた。


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