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手篭めの制服
【レイプ 官能小説】

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河川敷、暴力と肉欲の夜1-2

「きゃっ!」


何、痴漢?
莉緒は突然抱きついてきた中年の男に悲鳴をあげる。荒い鼻息がうなじにかかり、男の右手は莉緒の胸をまさぐっている。不快な上にブラが肉に喰い込み痛い。

幸い口は塞がれていない。莉緒は男に抱きつかれたまま大声をあげ助けを求めようと、息を吸った。その時


「大人しくしろ、殺されテェのか!」


「いたっ!」


ジクリ
莉緒の足に痛みが走る。
恐る恐る確認すると、男が手に持った刃物が莉緒の太ももの皮膚を薄く切り裂いていた。月明かりに照らされた血が莉緒の肌をツゥーっと流れていく。


「次は刺すぞ!」


まだ体温に温い血と対照に莉緒の頭はサッと冷たくなる。


こ、殺されちゃう


冷静になる間も無く実際に刃物で斬りつけられたことで、莉緒の頭はパニックに陥った。


「こい、こっちだ!」


あ、だめ............


男に抱きすくめられながら茂みの中に引きずられていく途中、このままだと自分がどうなってしまうか莉緒は考えたが、首元に突きつけられた自分の血で濡れたナイフに男を振りほどいて逃げるという選択肢を奪われてしまった。


「きゃっ!」


「たまんねぇなおい!」


「まっ............んんっ」


茂みの奥には草が踏み固められた場所があった。それは敏夫がレイプし易いように整えたいわば蜘蛛の巣のようなものだったが、莉緒にそんな事を考える余裕は無い。
巣に引きずり込まれた莉緒は押し倒されるとすぐに敏夫に唇を奪われた。


ああ、初めてだったのに


くちゅ、んっ、......ぬちゃっ


醜い中年に奪われた唇、入り込んでくる舌が口内を蹂躙する。ズキズキと痛む太ももに歯を閉じる勇気もおきない。
まるで夢を見ているようだった。異常な鼻息をたて太ももに固い下半身を押し付けてくる男の舌と自分の舌が絡み合っている事実を莉緒は理解できなかった。


「あ、待って」


「ああん?」


スカートの中に入り込んだ男の手が下着に触れたところで漸く莉緒は抵抗する。しかしそれも強姦魔、敏夫の掌の上の行為に過ぎなかった。今までの莉緒の反応は敏夫が過去犯した少女と面白ほどに一致しており、敏夫は莉緒が反抗する機会を窺っていた。


「てめぇ......」


「あっ......」


敏夫の激情に歪んだ瞳と莉緒の怯えに歪んだ瞳があった。


バキッ......ドゴッ......


んっ......っ.........


ドガッ......グキッ......


いやっ......いたい!


茂みの奥でしばらく暴行は続いた。腹を成人男性に蹴られつづけた莉緒の顔は涙で濡れ、全身は震えていた。


「逆らってんじゃねぇぞ!おお!?」


「ああっ、もう、ごめんなさい。ごめんなさい」


腹に走る激痛に莉緒の顔が歪む。敏夫はその顔を見ながら興奮していた。
怒りではなく、雌を調教する優越感と高揚感。莉緒の上半身は既に下着だけだった。制服が破けでもしたらレイプを隠し通せなくなる。最も、レイプを隠すのは莉緒であり、敏夫ではないのだが。


「もっと涎だせよおい、あぁうめぇ!」


チュパ......くちゅっ


莉緒の口内を犯しながら敏夫はほくそ笑む。
ワイシャツを破ろうとした時の莉緒の表情の余りの予想通りさに笑いが止まらなかった。


「別に女なんざ幾らでもいんだよ!お前なんて殺しても別にいいんだぞ?おお?」


「そ、そんなことしたら、警察が......」


「警察が捜査すんのはなぁ!事件が起きた後なんだよ!俺が殺人で捕まる時にはお前はもう川ん中だ!わかるか?あぁ?」


「ひっ......助けて......」


グイッ
敏夫が莉緒の髪を掴み揺り起こすと、莉緒は歯をガチガチと鳴らし顔面を蒼白とさせていた。


「死にたくなかったら言うこと聞け。いいか?俺はどっちでもいいんだ。殺してもいいが、場合によっちゃお前を生かしてやってもいいっていってんだ」


「.........お母さ」


「おい!!!!!」


「ひっ、うぇ、うぇぇん」


「泣いていいなんていってねぇぞ!」


バキッ......


「うぐっ......」


頬を叩かれ倒れこんだ莉緒に敏夫は跨り再び唇に吸いついた。
辺りに響く水音のおぞましさに莉緒は目を閉じ身体の中に入り込まれる感触に必死に耐える。


「お前ももっと舌動かせ、いいか?俺の舌を舐めるように動かすんだ」


「............」


「おい!!!!」


「うっ」


ちゅぱっ......ぴちゃっ......


絶望的な気持ちを抱きながら莉緒は小さい舌を必死に動かした。絡まる唾液に、これからされる事はこんな事では済まないのだろうと確信する。ワイシャツを剥かれた肌に草があたりチクチクと痛かった。太ももに擦りつけられる男の肉棒は衣服ごしにヌメリとした感触を生じに与える。

敏夫の言い分は無茶苦茶なものだったが莉緒に逆らう術は無い。こうして周到に計画された敏夫の肉欲の宴に、一人莉緒は囚われた。





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