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SM学園・行事幕間
【学園物 官能小説】

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第25話 研修、創作料理-2

 別の研修室では『服飾専門学校』の団体が『刺繍』に励んでいる。 『備品』の少女らは肌に密着するタイツを着けて直立し、そのタイツには既に模様が描かれており、専門生たちは少女の周りに集まると、タイツに描かれた模様に直接針と糸を走らせた。 つまり、少女らの肌ごとタイツに模様を縫い付けてゆく。 針は極めて細く、刺したところで肌に傷は残らない。 また、糸にしてもタイツと接すれば接着し、体内ですぐに溶ける特殊なものだ。 縫い付けられた直後は肌とタイツが一体化するものの、すぐに刺繍を残して肌から剥がれる。 そういう意味では後遺症の心配はない。 そのことは 前日に『針山』として数百本の待ち針を身体中に穿たれて、抜いた痕跡が残らなかった経験から、少女自身も知っている。 けれども後遺症がないからといって痛みがなくなるわけではない。 刺繍は全身に下書きしてあり、おっぱいは当然として、背中、お腹、腕、足、お尻……ふとももの付け根に恥丘まである。 数十か所を同時に針で貫かれる痛みには、厳しい調教を経た学園生徒といえども無表情でいられるわけがなく、少女たちは眉をしかめ、脂汗を流していた。それでも、最後まで刺繍の土台たるべく身じろぎしない点は流石といえた。 

 そうこうするうちに『朝のつどい』、『朝食』の刻限だ。 食堂で一日のエネルギーを補充する各種団体の参加者に対し、『備品』となる学園生徒たちは『檻』に戻って担任から給餌を受ける。 いつも通り担任の尿で味付けされたしょっぱくて、ツンと鼻をつく香りのオートミール。 しばらくはコクコクと喉に流し込む音が廊下に満ちる。 小人数で別々に行動している少女たちにとって、こうしてクラスメイト誰一人欠けることなく集まる時間は貴重だった。 自分達以外も頑張っていると確信してこそ、自分自身も頑張れる。 互いに目線で励まし合いつつ、食事を終えたものから四つん這いで『檻』をでて、午前の活動へと向かってゆく。

 【29番】たちと『調理師養成学校』の生徒に与えられた課題は『創作料理』だった。 そこには附帯項目があり、『牝の特徴を生かす』こととある。 3グループに分かれ、それぞれ【2番】、【22番】、【29番】の身体を活用した料理を提供することになった。 

 【2番】のグループは『ゆで卵』を作った。 膣分泌液のみで味付けした、塩分ゼロのゆで卵だ。 ゆで卵3つを【2番】の膣に挿入し、【2番】はマングリ返しの第5姿勢でテーブルに横たわる。 続いて自分で膣口を拡げ、膣を締めながらちょうど食べやすい分だけ卵を外に出した。 卵はもちろん半熟だ。 強く締め過ぎれば卵が割れ、黄身が飛び散り台無しになる。 かといって締めつけが緩ければ卵がはみだし、せっかく膣ごしに提供する意味がなくなってしまう。 ただの薄味なゆで卵とはいえ、【2番】の括約筋を絶妙にコントロールできる身体を生かした料理といえよう。

 【22番】を題材にしたグループが作った料理は『パン』だった。 38℃で発酵するドライ酵母をベースにパン生地を作る。 続いて3度の浣腸を経て綺麗にした【22番】の腸に、先ほど作った生地をねり込む。 液体と違って簡単に腸へ納まってくれはしなかったけれど、【22番】を逆立ちさせ、肛門を押し広げながら奥へ奥へ詰め続けて、どうにか10分ほどでボール1杯の生地を入れることに成功した。 お腹をぽっこり膨らませた【22番】。 ただの液体ならいざしらず、粘度の高い生地でお腹を圧迫されているせいで顔色が青い。 心配する周囲の専門生に、けれど【22番】はニッコリほほ笑んで心配しないよう告げ、額から大粒の汗をかきながら、その場で激しくスクワットをした。 体温を上げることと、体内で汗をかいて生地を味付けするためだ。 やがて発酵に伴い生地が膨らむと、一層お腹が膨らんでカンカンになる。 それでも【22番】はスクワットで午前中いっぱい汗をかき続け、料理を提供する際には笑顔で息んでパンをひりだし、肛門括約筋で一口サイズに切り分ける気配りまで見せたのだった。

 【29番】を中心としたグループは、デザートを作った。 まず【29番】がマスターベーションを経て放った大量の潮にゼラチンパウダーを混ぜ、透明なベースをつくる。 自然放冷で固まるように凝固剤と膨張剤を加えて膣に戻すと、【29番】は腰を浮かせたままジッと第5姿勢を保った。 少しずつベースが固まるにつれ体積も増し、膣の中を押し広げながらゼリーが固まる。 やがてポッカリ広がった膣口から中が丸見え――子宮口らしき穴まで一目瞭然――になった。 シロップが尿道に仕込んであり、好みによって膀胱から搾りだせる、女体ゼリーの完成だ。 

 ゆで卵、パン、ゼリーの3品は、指導員的にはどれも不評だった。 いわく、牝の身体を活用した点は評価するが、味付けに難があり、つまりどれも美味しくなかったとのこと。 専門生たちが反省の意味を込めて指導員に罰を乞い、ゴムパッドによる打擲を20発ずつ受けたところで、時計の針が12時を指す。 こうして午前の部が終了したのだった。



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