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離婚夫婦
【熟女/人妻 官能小説】

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グッドモーニング-2

『お前にだって若い男がいるんだろ。俺もそのくらいは知ってるんだぜ』
 豊川の口から出た言葉は、確かにその当時の望未にっては、最も耳にしたくない言葉だった。
 女性問題を突きつけ、鬼の首を取ったかのように責めたてていたところが、一転、自分の不貞を暴かれて、逆に目の前に晒された。
「そうだったね。自分のことを棚に上げて良く言えたもんだわ。今聞くと、本当に恥ずかしい。顔から火が出そう」
 望未は両手で頬を押さえた。
「今思えば、お互い様だったんだけど、俺だって、当時はそんな風には考えられなかったんだし、今更どうこう言う問題じゃないよ。要は、これから俺たちはどうするのかが重要だと思ってる」
 豊川としては、今すぐに復縁とまではいかなくても、何らかの形で家族の再形成が図れればと思っている。自分の望未に対する贖罪の意味もあるが、何よりも菜緒が幸せになる形を模索するのが第一だと考えていた。
 それは望未も強く感じているようだし、案外話は早いかもしれない。
「もう、お互い突っ張るのは止めないか?」
「・・・・・・そうね。どっちかと言えば、私がだと思う。突っ張るのを止めなくちゃいけないのは」
「多少の突っ張りだったら、いくらでも受止めるけどな。一応、10年以上望未と一緒にいたわけだから、その辺のことは十分に分かってるつもりだよ。望未の性格は」
 望未は、涙が出そうになった。双方の不貞が原因だったとはいえ、罵詈雑言を浴びせた上、離婚に至り、その後も豊川の低姿勢な態度に対し、無視をし続けた大人げない自分を理解していると言ってくれた。
 頭の固い自分を、これほどまで理解してくれる人間は、父亡き今、母以外には恐らく豊川ぐらいなものだろう。ここまで言われれば、これまでのような強硬姿勢は見せられるはずもなく、自然に豊川の胸に顔を埋めた。
 豊川に『身も心も全て預ける』という、望未の意思表示でもあった。
 豊川は、無言で望未を抱きしめると、どちらからともなく唇を重ねた。

「あああぁっ」
 そっと触れただけでも、体全てが研ぎ澄まされた性感帯のように反応した。
 乳首をベロベロと舐めると、望未は大きく喘ぎ、豊川の頭を掴んで胸に引き寄せる。
「もっと舐めてぇ」
 そう言って、頭を放さない。
 豊川も望未の意に沿い、乳首を吸い続ける。吸いながら望未の顔を見上げると、うっとりしつつも、大きく口を開け、いやらしい喘ぎ声を出し続けている。
 十分に勃起した乳首を指で弾きながら、逆の手は下半身をさすり始める。太腿の外側からふくらはぎ、そしてお尻へと手を這わす。
 各所を触るたびにビクンビクンと反応し、望未のカラダは完全に臨戦態勢を迎えている。
 手を、太腿の内側から徐々に股の間に伸ばす。
「いやぁぁ〜ん」
 望未は下半身に力を入れ、豊川の指の侵入を拒む。が、それはポーズにしか過ぎないことは豊川にはわかっていた。本当は触って欲しいのだ。メチャクチャにかき回して欲しいのだ。
 その証拠に、モジモジしながらもしっかりと脚を広げ始めている。
 豊川は焦らそうともせず、望未のリクエスト通り、秘毛をかき分け熱く熟した部分に指を滑り込ませた。
「はぁぁぁっぅ」
 望未のそこは、すでに蟻の門渡りにまで淫汁が垂れていた。
(こんなに濡れやすかったかな・・・・・)
 豊川は、昔の記憶をたどったが、望未のそんな反応は全く記憶になかった。望未をここまでスケベに仕立て上げた男に嫉妬を憶えたが、今のこの状況を考えれば、そう悪いことでもない。豊川としては苦笑いするしかなかった。
 指で膣口辺りをかき回すと、クチュクチュと湿った音が聞こえてくる。相当な濡れ具合だ。
 望未もスケベモードに突入したのか、豊川のチンポに手を伸ばし、しごき始めたかと思ったら、早々に口に咥えフェラチオを始める始末。
 チュパチュパと亀頭を咥え込んでの口ピストン。ある程度の硬さにはなっていた豊川のチンポは、望未のフェラによって、その硬度は増していった。
 フェラをされるには体勢に無理があるので、豊川はするりと身体を入れ替え、シックスナインの体勢にした。
 目の前には、パックリと割れ、熟れ過ぎて粒が破裂し始めたザクロのように、赤くただれたオマンコが鎮座している。
 豊川は躊躇なくかぶりついた。
(俺って、そんなにクンニ好きだったっけ?)
 本来、苦手なはずのクンニを無意識の内にしてしまうことに違和感を覚えた豊川だったが、何故だか望未のオマンコには、嫌悪感を抱かないことに気付いた。
 昨晩の一戦後、そのまま寝てしまったため、互いの性器もそのまんま。通算すると、丸一日以上清潔状態にはなっていないことになる。当然その匂いは、昨晩の痕跡も含めて、何とも例えようのない臭気を放っていた。
 望未も同じことを思っていた。
 以前の自分は、臭いチンポなんて絶対にしゃぶらない。触ることさえしなかっただろう。それが昨日今日の自分はどうだ。自ら進んで、臭いイチモツを悦んでしゃぶっているではないか。むしろ臭いチンポに興奮を覚えていると言ってもいい。
 加えて、自分のおそらくは臭いに違いないオマンコを舐めてもらっていることにも、興奮を隠しきれない。
 こんな夫婦だっただろうか?
 互いの不通時代に何があったのかはわからないが、その当時では有り得ない行為に、自分自身でも信じられない思いがある。しかし、直面している状況を考えると、決して悪いことではない。互いの恥辱的な部分を晒し、それをナチュラルに受け入れている。ある意味フェチ的なプレーではあるが、それをネガティブに受け取らず、寧ろ新たなる世界が開かれたような新鮮な気持ちであるとも言える。
(元嫁じゃなきゃここまでのことは出来ないな。考えたくもない。以前に真樹子に同じようなことをしたことがあったが、それとは比べられないくらい自然にしている・・・・・・)


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