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離婚夫婦
【熟女/人妻 官能小説】

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グッドモーニング-3

(和真にもこんなことはしてあげようとは思わなかったわ。何故だろう、晃ちゃんにはそうしてあげよう。いや、ココロとカラダが自然に求めているような感じだわ)
 二人とも過去肉体関係を持った相手のことが頭に浮かんだが、その時とは全く違う今の感情を不思議に感じていた。
(安心感!?)
 元夫婦たちの頭の中で、同時に浮かんだ。
 好きと言う感情だけでは成り立たない、二人が共有していた時間が作り上げた目に見えない何かが、今の自分たちの中に存在している。
 それは、互いに努力したからと言って出来上がるものではなくて、結婚と言う一つの鎖につながれ、同じ喜びと苦悩を分かち合ってきたからこその産物。いつの日か、心の中に『ふと』出来上がっているに違いない。
 寝起きのキスをした時、口渇臭とでも言おうか、性器臭とはまた違った臭さの口臭にですら興奮を覚え、同時に安堵も感じた。
 どんなに若くてキレイな女でも、嫌悪感が先に立つだろうな。豊川はそう思いながらも、望未の味はすんなり受け入れてしまっていた。いや、受け入れたといった感覚もないぐらい自然な流れだった。
 それは望未も同じで、豊川以外であれば、どんなに惚れた男でもドン引きしてしまうことだったろう。それがどうだ、豊川にはそんな気持ちなど微塵もない。しょうがないわねと心の中で笑い飛ばし、自分から舌を絡めていってしまうくらいだ。
 夫婦と言うものは、色々な経験。それが些細なことだろうが、重大なことだろうがは関係ない。一緒に共有した時間と空間が作り上げていくのだ。
 却って些細なことで、日々気にも留めないことばかりを共有した方が、離れるにも離れられない夫婦関係を作り上げていくのかもしれない。
 そのことに今気付いた。多くの夫婦がこの感覚に気付いているのか?それとも自分たちだけに湧き上がった特別な感情なのだろうか。
 互いの臭い性器を貪り合っている二人には、結局のところそんなことはどうでも良かった。自分たちの今が、前向きに進み始めているとひしひしと感じていることだけで十分だった。それを肌で感じるのが、文字通りSEXであることには苦笑いだが・・・・・・

 十分に舐め合い、二人の気持ちは、もうハメることだけにしか向いていない。
 豊川は、望未を四つん這いにし、尻を高く上げさせた。
 望未の腰に手を当て、チンポに指を添え、濡れそぼった花弁に亀頭の先をあてがった。バックからズブリと捻じ込もうと思ったからだ。
 その瞬間、望未はバックでハメることを拒否した。
「ああん、やめてぇ。お願い、正上位でして。晃ちゃんの顔を見ながら、抱き合ってしたいの」
 望未にしては、バックでの気持ち良さも知っているが、この状況では、どうしても抱き合ってしたかった。
 お互いに愛し合っていることを確かめたかった。例えそれが自分の勝手な、一方的思いだとしても・・・・・・
 豊川は、望未のカラダをベッドに寝かせ、優しくキスをしながら、手で膣口を確認し、硬くなったチンポを望未の中に挿れた。
「ああああぁっーーー」
 一段と大きな声が、部屋を駆け巡った。

 パンパンパンパンとリズム良く腰をぶつける。そのたびにニチャニチャとした粘っこい音が結合部分から聞こえてくる。
 望未は自分のマン汁音にも興奮した。興奮の助長が、更なる蜜の垂れ流しに一役買った。
「ああぁん、パパぁ〜いいのぉ、気持ちいいのぁん」
 SEXの最中にパパと呼ばれるなんて、何年振りだろうか。久しぶりの一言に、豊川はいたく興奮した。ほとんどの場合、普段から呼び合っている『晃ちゃん』と言われるが、菜緒の前以外でパパと呼ばれるのは、SEXの最中だけ。それも、かなりのハイテンションの時に限られる。
 つまり、今の『パパ』と言う一言は、望未の気持ちが最高潮に達している証だと言っても過言ではない。それほどまでに興奮し、満足感に浸っているのだ。
 豊川の気持ちも、ノリにノッた。
 勢いよく腰を振り、高速ピストンで望未の感情に応える。ピストンしながら、望未の口を犯すように荒々しく舌を絡め、キスと言うより唾液交換とでも表現した方が的確な程激しく吸った。
 そして、絶頂を迎える。
「あああぁぁっ、イキそう。パパ、イキそうよ。イっていい?イってもいーい?」
 虚ろな眼差しで豊川を見つめる望未。
「俺も、俺もイキそうだよ」
 豊川も射精が寸前に迫ってきていることを感じていた。
「ああぁっ、一緒に、一緒にイこう。ね、一緒にぃ」
 同時に果てたい。望未は、心からそう思った。しかし、もう我慢の限界であることも悟っている。
「ああああっ、あんあんあああっぅ、くぅーーーーぅぅ。ダメぇ、ごめん。ごめんね。先にイッちゃうん。ああっ、イクイクイクぅーーー」
 望未が先に果てた。一緒にイキたいと思いながらも、気持ちの良さを堪えきれなかった。だが、表現出来ない程の満足感で一杯だった。
 豊川も、一足遅れで絶頂感を迎える。
「イク。イクぞ。望未、イクぞ」
 そう言ってチンポをオマンコから引き抜いた。
 望未の腹の上に発射しようとすると、放心状態の望未が、ふらふらながらも上半身を起こし、発射する精子を口で受け止めようと、チンポに顔を近づけた。
 口を開けた瞬間、精子が放たれた。望未は一足遅れた格好になり、ピュッと飛んだ初発の精子が、眼の下あたりにかかる。その後のドロっとした本隊は、勢い弱まり唇の上側に垂れ落ち、口に流れ込んだ。
 望未は、豊川の精子が口に入ったことがわかると、残りの精子全てを口で受けるべく、更に口を大きく開けた。
 さすがに昨晩からの連荘のせいか、精子の量はさほどでもなく、望未の期待虚しく、わずかな量の精子しか口には落ちてこなかった。
 それでも望未は、発射後のチンポにしゃぶりつき、チンポについた白いそれを一滴も残すまいと、丁寧に舐めとった。
 締めは、顔射+舌射+お掃除フェラということになった。


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