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大沢商事の地下室
【SM 官能小説】

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蔵の中で-3

 叔父は先を急がなかった。
 その日は亜美の胸に直に触った程度、じっと腕に抱き、時折唇を重ねてはまたじっと亜美を見つめる……そんな感じで帰された。

 亜美は毎週水曜日には叔父の家に寄るようになった。
 亜美の部活は文芸部、基本的に週に二日なのだが、水曜日も部活と偽って叔父の家に寄る。
 薄暗い蔵の中での秘め事は亜美の文学的嗜好にもマッチした。
 叔父はゆっくりゆっくり亜美を開花させて行った。
 前回、胸に直に触れたら、次は下着をずらせて目でも鑑賞する、次はブラウスを脱がせ、その次はキャミソールを脱がせ……全裸にするだけでも一月半を要した。
 それから愛撫……胸への指の愛撫のみから始め、唇で吸い、尻を愛で、性器に触れたのはその一月後、指で亜美を絶頂に導くまでになるには更に一ヶ月を要した。
 叔父は本当に亜美を愛していた、まだ14歳の亜美をゆっくり、辛抱強く着実に開花させることそのものを喜びとしていたのだ。
 亜美も叔父の愛撫を受ける事を歓びとしていた、20歳近くも歳の離れた親戚の叔父さん、薄暗い蔵の中での、本当はいけない秘め事……そんなシチュエーションに酔い、丁寧な愛撫に身を任せていると夢見心地にしてもらえる。
 叔父との秘め事が始まって3ヵ月後、遂に叔父と体で結ばれる日がやって来た。
 前の週、別れ際に叔父に言い含められていた。
「来週は亜美ちゃんと結ばれたい……良いね?」
 今日は新品の下着を着けて叔父の家にやって来た、蔵へと誘われる時も胸の高鳴りを抑えられない……いつもは夢見心地になる叔父の愛撫も今日は上の空。
 そして遂に叔父が怒張したペニスを露わにする。
 亜美は四つ這いになる……それは叔父にとっては意外な行動だった。
「バックが良いの?」
「……征服されたいの……」
 そのポーズとその小さな呟きは後々叔父の調教を呼ぶこととなるのだが、亜美にとっては自然な行動だった……この一週間、色々と今日の事を想像して過ごしたが、何時でも最後はあの夜に目撃した父母のセックスのイメージで終わっていたからだ。
 叔父が亜美の腰を掴んでゆっくりと侵入して来た。
 ゆっくりたっぷり開発されてきたし、今日もたっぷり濡らされているので想像していたほどの痛みはない……処女膜を破られた時はさすがに痛みに小さく叫び声を上げたが、叔父が果てる頃には僅かながらも快感を覚えていた。

 その後も叔父による開発はゆっくりだが確実に進んで行く。
 亜美が痛みを感じなくなると色々な体位を教え込まれ、一日に二度、三度と交わるようになって行く。



 初めてのセックスから3ヶ月後、叔父の手に初めて蔵でキスされたときの手錠があった。
「これをつけてセックスしたいんだ、いいかい?」
 これまで叔父に身を任せてきた、そしていつだって前回よりオブラードを一枚剥がすように、より深く感じるようにしてもらってきた。
 亜美は微笑んで両手を差し出した。

 手錠を嵌められてのセックスは亜美を興奮させた、父母のセックスは男が女を組み敷く、征服するというイメージが強かったが、叔父はこれまでそれほど亜美を征服してくれることはなかった、亜美の体を思いやり、亜美の気持ちを尊重し、愛でるように抱いてくれていたのだが、手錠を嵌められただけでいつものセックスがまるで違うイメージになる。
 叔父は強引な責めをして来た訳ではないのに征服された、と言う満足感を味わったのだ。

 手錠による拘束から枷へ、柔らかい綿ロープによる縛り、そして麻縄による本格的な縛りへとステップを踏んで行く、ローターによるソフトな責めから、バイブ、電マによる強烈な責めへと進んで行く……亜美が15歳になった頃には本格的な吊りを含むフルコースになっていた。
 そうなると学校帰りの2時間では足りない、幸い、父母は田んぼに出れば夕方まで帰らない、農家には日曜は休みと言う習慣もないので、日曜日ごとに父母が出かけるのを待って叔父の家に飛んで行き、夕方、父母が戻る前に急いで帰る様になった。

 叔父は研究熱心で、次々と新しい責めを仕入れたり考案したりする。
 朝早くから夕方まで、厚い壁で外と隔離された蔵の中で、亜美はあらゆる責めを体験し、征服される歓びに身を焦がす。

 三年が過ぎ、亜美高二の二学期も終わりに近付いた頃、学校から帰ると珍しく父母がまだ日が高いうちに家に帰っている。
「今日は早いのね、どうしたの?」
「保一がね、東京で交通事故にあったんだよ、これから病院に行ってくるからお前は留守を頼むよ」
「叔父さんが……」
 目の前が暗くなり、思わず座り込んでしまった。

 二日後、亜美も制服で叔父の葬儀に出席していた。
 あまりにも唐突であっけなく、まだ実感がわかない、棺おけに横たわる姿を見ても眠っているようにしか見えない……涙は少しも出てこなかった。
 しかし、火葬場で棺おけが鎌に入れられるその瞬間、(止めて!)と叫びそうになった、永久の別れを実感し、涙がとめどなく溢れた。

 叔父の死後、蔵から様々な責め道具が発見され、肝を冷やしたが、幸いそれを亜美と結び付けられることはなく、結局叔父の妄想だろうと片付けられた、農家が多い田舎では変人とみなされていたのだ。



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