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大沢商事の地下室
【SM 官能小説】

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蔵の中で-2

 一年ほど前になるが、亜美が夜、ふと目を覚まして水を飲もうと台所に立った際、父母が寝室にしている奥の座敷から明かりが漏れてることに気が付いた。
 「まだ起きてるのかな?……」
 耳を澄ますと母の喘ぎ声が小さく聞こえてくる。
 亜美も中学生、何をしているのかはすぐにわかった、とっさに階段の陰に身を隠した。
 水は諦めて部屋に戻ろうと階段を戻りかけたが、母の声は小さく続いている……どうにも気になって足が上がらない。
 次第に母の声が大きくなる……ついに亜美は足音を忍ばせて襖の隙間からそっと中を覗いた。
 特別なセックスをしていたわけではない、バックスタイルでのノーマルなセックス。
 それでも四つん這いになって後ろから父を受け入れている母の姿に、普段は見せない「女」の部分を感じる。
 農作業で鍛えられた父の体はよく締まって筋肉質、腕や脚、それに尻の筋肉までもが浮き出し、渾身の力で母を突く父に、普段は感じることがない「男」の部分を感じる。
 クライマックスが近いらしく、母は感極まって布団に突っ伏し、今はもう張りを大部失ってはいるが豊かな乳房が大きく揺れる、父のピストンは激しさを増し、背中に一筋の汗が流れ落ちる。
「ああああ……」
「おおお……」
 父の最後のひと突きで母はつんのめるように前に倒れて行き、父が取り残される。
 まだ怒張したままのペニスが膣内から抜け出る、それは想像していた以上の大きさでどす黒い。
 一旦うつ伏せになった母が体をよじり、父に手を差し伸べる……黒々としたヘアを愛液で濡らし、光らせながら……。
「あんた……すごく良かった……」
 母の掌がまだ怒張している父のペニスを柔らかく包む。
「おい、よせよ」
「だって……これ……もう、憎らしいわね、あたしをこんなに歓ばせて……」
 父は母のとなりに寝そべりまたお互いの体をまさぐりあい始めた……。
 亜美は足音をしのばせながら部屋に戻り、音を立てないように戸を閉めて布団にもぐりこんだ。
 まだドキドキしている。
 初めて見る大人の男のペニス、あんなものが女のあそこに入るなんて……そして感極まった母の表情と声、大きく揺れていた乳房、力強く律動していた父の筋肉……。
 亜美は思わず自分の性器に手を伸ばす……ここに……あんなものが入るのだろうか?……目に浮かぶペニスはグロテスクでもあったが、同時に力強く逞しい男の象徴にも思えた。
 母は動物の様に四つん這いになって父にがっちりと腰を掴まれアレをここに挿入れられていた……まるで征服され、調教されるように……でも……母は間違いなく感じていた……歓んでいた……。

 
 今、腹部に感じているのはあの夜に見た物と同じ……亜美の記憶の中で父のペニスは実物の倍ほどまでに肥大している。
 (これで私は貫かれる、そして母と同じように……)
 父の最期の一突きで倒れ込んだ母のイメージが蘇る。
 すっかり抵抗する事を止めてしまった亜美の、まだふくらみ始めたばかりの胸を叔父の掌が包む。
 まだ乳房を揉まれて感じるという段階には達していない、しかもブラウスとキャミソールの上から……しかし乳房を揉まれている、というイメージが亜美の脳を刺激する。
「あ……ん……」
「感じるのかい?」
「わかんない……でも……」
「でも、なんだい?」
「なんか……エッチな気持ちになる……」
「エッチな男は嫌い?」
「……それもわかんない……でも……男の人と女の人は愛し合ったり結婚したりすればみんなエッチする……」
「そうだよ、俺は亜美が好きだよ……亜美は?」
「……嫌いじゃない……親戚の叔父さんの中では一番好き、でも、男の人として好きって思ったことない……」
「そう……愛してないとエッチしちゃだめか?」
「叔父さんは……私のこと……」
「小さい頃から可愛いと思ってた……近頃は女らしくなってきて、ますます可愛いよ」
「学校で可愛いって言われたことない……」
「俺はグラフィックデザイナーだよ……都会にもちょくちょく行ってるんだ、おしゃれして綺麗にお化粧した女の子もたくさん見てる……亜美はね、今の流行には合わないよ、でもね、日本のお人形のように可愛いよ……」
「本当?」
「ああ、本当だ、もう少し大人になって、綺麗にお化粧したら、とっても綺麗になる」

 それは本心から出た言葉だった。
 亜美は体つきに似合わずふっくらした顔、顎が細くて小さい顔が良しとされる現代ではあまり美形とは見られない、ましてアイドルに憧れる年頃の亜美は自分の顔はコンプレックスの種だった。
 しかし、小さめの唇、切れ長の目は確かに日本人形を思わせる、肌理の細かい白い肌も……。
 保一は都会的な雰囲気を持ってはいたが、その実この田舎が大好きだった、都会の雰囲気は好きだがそこには住めないタイプの人間だったのだ、都会に出れば心が躍るものの、3日もいれば疲れてしまう、CG作家と言うのは都会の刺激と田舎の安らぎを共に味わえる絶好の仕事でもあった、大して売れておらず、財産を食いつぶしていると陰口を言われながらも保一にはこの生き方しかなかったのだ。
 日本人形を思わせる亜美を奇麗だと感じるのは、都会の女を数多く見ていながら日本の田舎に心を癒される保一ならではの感性によるもの、そして、その審美眼の確かさはいずれ証明されることになるのだが……・。

 褒められて気分の悪い人間はいない、まして普段可愛いと言われたことがない亜美にとって叔父の言葉は魔法のような効果を発揮した。
「嬉しい……私も叔父さん、好きよ……」




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